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住環境研究所、2012年度太陽光発電システム採用者の意識調査結果を発表

2013-03-29

2012年度太陽光発電システム採用者の意識調査
―90%以上が購入検討の初期段階でPV採用の意向―



 積水化学工業株式会社 住宅カンパニー(プレジデント:高下貞二(※))の調査研究機関である株式会社住環境研究所(所長:倉片恒治、千代田区神田須田町1−1)は、このほど2012年度太陽光発電システム(以下、PV)採用者意識調査をまとめました。2011年1月〜12月にセキスイハイムに入居されたお客様を対象に、東日本大震災や電気料金の上昇により、PV採用の検討時・利用時の意識がどのように変化しているのかを探ったものです。
 住宅を取り巻く環境はこの数年、環境問題やエネルギー問題もあって大きく変化しました。PV・HEMS・蓄電池等を搭載した住宅の商品化など、スマートハウス化が進んでいます。また、車と住まいの間で電気エネルギーを融通しあうシステムも市販化されています。電気自動車も家庭用蓄電池としての利用が期待できることから、今回はPV採用者のエコカー所有率や家庭用蓄電池、V2H(Vehicle to Home)への関心度も調査しました。

 ※プレジデント名の正式表記は添付の関連資料を参照


■調査結果のポイント
 1.PVは戸建て住宅購入検討の際に必要な設備に
  2012年度調査でPV採用者は「PVを検討初期から採用を決めていた」46%(2010年度調査45%)、「できれば採用したいと思っていた」45%(同42%)で、検討初期からPV導入を考えていたのが91%と初めて90%を突破しました。一般層(2008年以降の住宅建築者、全国)でもPVを「採用した」「採用したかったが諦めた」を含めると約7割が採用を検討しており、PVは戸建て住宅の購入を検討する際には必要な設備になっているといえます。

 2.「節電・省エネ行動の工夫を楽しむ」が増加
  PVを採用してよかった点の第1位は依然として「光熱費削減」77%ですが、2年前に比べると5ポイント低下。一方で「節電・省エネ意識が高まった」51→54%、「節電や深夜電力利用で生活にメリハリがついた」29→32%、「発電量や天気のチェックが楽しみになった」23%→27%と節電・省エネを楽しみながら行っている人が増えています。

 3.プラグインハイブリットカー、電気自動車は次回の購入対象として関心が高い
  2012年度調査でPV採用者のエコカー所有率は20%。電気自動車プラグインハイブリットカーはともに1%ずつですが、次回購入時は電気自動車40%、プラグインハイブリットカー40%と興味を示しています。

 4.V2Hは「興味はあるが様子見」、蓄電池への関心は増加
  電気自動車と住まいの間で電気エネルギーを融通しあうV2H(Vehicle to Home)については、関心はあるものの様子見の段階。蓄電池とV2Hの関心度を比べてみると、「かなり関心がある」は蓄電池40%に対してV2Hは11%と関心度に大きな隔たりがあり、まずは蓄電池、V2Hは次の段階という位置付けです。


■調査の概要
 調査目的:セキスイハイム購入者のPV意識の変化の把握
 調査対象:セキスイハイムのPV搭載邸居住者(入居時期2011年1月〜12月)
 調査エリア:全国
 調査方法:ウェブ調査
 調査時期:2013年1月16日〜2月1日
 有効回答:1,097件

 <グラフ内 表示>

  ※添付の関連資料「調査結果の概要」を参照


 ※調査結果の概要、住環境研究所所長コメントは添付の関連資料を参照


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