Article Detail
ソフォス、モバイルデバイスの利用実態調査結果を発表
ソフォス、モバイルデバイスの利用実態を初調査
〜最大で12台のモバイルデバイスを持ち歩いているユーザーも〜
法人向けセキュリティ・アンド・データプロテクション大手のソフォス(本社:英国アビンドン、日本法人:神奈川県横浜市・代表取締役:堀 昭一)は、モバイルデバイスの利用実態に関する最新の調査結果を発表しました。この調査は、モバイルデバイスを最も多く利用している5カ国(オーストラリア、カナダ、ドイツ、アメリカ、イギリス)で行いました。その結果、1ユーザーあたり平均2.9台のデバイスを持ち歩いており、68%のユーザーがノートブックPCよりもタブレットを持ち運ぶことを選択していることが判明しました。
回答者の中には、最大で12台ものデバイスを持ち歩いていたユーザーもいました。このことから、多くのユーザーは常にモバイル端末を持ち歩き、片時も離れることができない傾向にあることがわかりました。
この調査は、Apple社の共同創設者であるスティーブ・ウォズニアック氏が旅行に持っていくデバイスの数があまりに多かったことがきっかけとなりました(※)。
調査方法は、ソフォスのセキュリティ情報発信ブログ Naked Security(http://nakedsecurity.sophos.com/)で、全世界の読者を対象に調査を実施し、持ち歩いているデバイスの数と使用しているオペレーティングシステムについて質問を行いました。
ソフォスが本日公開したインフォグラフィックでは興味深い調査結果が明らかになりました。
http://nakedsecurity.sophos.com/2013/03/14/devices-wozniak-infographic
【国別の平均デバイス携帯数】
回答者2,226名(オーストラリア、カナダ、ドイツ、アメリカ、およびイギリス)の中で、ドイツ人が最も多くのデバイス(平均 3.1台)を携帯していました。ドイツ人は、ノートブックPCも最も携帯しており、アメリカ、オーストラリア、イギリス、およびカナダ人は、スマートフォンを最も多く持ち歩いていました。
ドイツ:3.1台
アメリカ:3.0台
カナダ:2.7台
イギリス:2.7台
オーストラリア:2.6台
【最も携帯率の高いデバイスタイプ】
調査への回答者の中で最も携帯率の高いデバイスが、スマートフォンであり(85%)、一方で最も携帯率の低かったのは電子ブックリーダーという結果になりました(29%)。
スマートフォン:85%
ノートブックPC:65%
タブレット:48%
MP3プレーヤー:40%
電子ブックリーダー:29%
【所有しているデバイスのオペレーティングシステム(OS)】
スマートフォンのオペレーティングシステムとしては、Google社のAndroidが最も人気が高く、Apple社のiOSを僅差で上回っています。
Android:40.9%
iPhone:40.5%
Blackberry:8.9%
Windows:3.4%
なお、ノートブックPCのOSでは、Windowsが最も高く(49%)、Mac(22%)の2倍、Linux(8%)の6倍になっています。
【デバイスの安全な利用とセキュリティ】
所有するデバイス数に関係なく、すべてのデバイスを保護することは必要不可欠となっています。
デバイスのセキュリティを確保するためには、以下のことが重要になってきます。
1. パスワードやパスコードによるデバイスのロック
デバイスが盗まれた場合に、デバイスのデータを守るための最高の砦となるのは、パスワードです。
パスワードを簡単に強化するための方法をご確認ください。詳細はSophosLabsのYouTubeチャネル(英語)でご覧ください。
http://www.youtube.com/sophoslabs
2. セキュリティソフトを含め、すべてのソフトウェアを常に最新の状態に維持
セキュリティソフトウェアをインストールして常に最新にアップデートしてください。また、アップデートされていないアプリケーションが多いと、セキュリティの脅威にさらされる恐れがあります。セキュリティアプリケーションには、重要なデータを暗号化したり、紛失または盗難にあったデバイスを見つけやすくしたりするだけでなく、費用をほとんど負担することなく、マルウェアを防止でき、保護機能を強化できます。ソフォスでは無料のセキュリティーツールを提供しています。下記のURLよりダウンロードができます。
http://www.sophos.com/ja-jp/products/free-tools.aspx
3. 必要なデバイス以外は持ち歩かない
当たり前ですが、持ち歩くデバイスの数が多くなるほど、紛失などの可能性が増加します。できるだけ少なくすることも、セキュリティを確保する上で重要になります。
ソフォスの上級テクノロジーコンサルタントのグラハム・クルーリーは「ユーザーが、ますます多くのデバイスを使用するようになるにつれて、これらのデバイスを業務に利用するケースも増えています。こうしたデバイスを安全な状態で維持し、脅威から保護することがますます重要となっています。BYOD(私物デバイスのオフィスへの持ち込み)が広がりを見せるなかで、企業によっては、すでに企業所有と個人所有デバイスの両方を確実に保護するためにセキュリティポリシーを導入し、サイバー犯罪者の手に重要なデータが渡ることを防いでいます。」
ソフォスでは、従業員が利用するデバイスを保護するモバイルセキュリティ製品を提供しています。
製品に関する詳細は、下記URLをご覧ください。
http://www.sophos.com/ja-jp/products/mobile.aspx
※http://nakedsecurity.sophos.com/2013/01/16/wozniak-gadget-survey/
<ソフォスについて>
ソフォス(本社:英国アビンドン、最高経営責任者:クリス・ヘイゲルマン)は、法人向けITのセキュリティ・アンド・データプロテクションソリューションにおける世界的なリーディングカンパニーです。
本社を英国アビンドンおよび米国ボストンに構え、ウイルス・スパム・スパイウェア・業務上不要なアプリケーション・不正侵入の阻止、ネットワークアクセス管理、セキュリティポリシー管理、データ保護のソリューションを提供しています。ソフォスのソリューションは政府・教育機関・製造・流通・金融その他あらゆる業種に提供されています。そのテクノロジーは世界150ヵ国以上1億ユーザー以上のお客様に採用されています。
ソフォス株式会社は2000年7月に設立され、日本国内での販売、サポート、サービスの提供を行っています。そのソリューションは国内でもすでに3,500社以上で導入されています。
詳細はソフォスのサイトをご参照ください。
http://www.sophos.com/ja-jp/