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東芝ライテック、小田急電鉄の4000形新造車両に調光機能付LED照明を納入

2013-02-25

小田急電鉄株式会社 4000形新造車両に調光機能付LED照明を納入



 東芝ライテック株式会社は、小田急電鉄株式会社の4000形新造車両に鉄道業界初(注1)の調光機能付LED車両照明を240台納入します。

 このたび当社が小田急電鉄株式会社に納入するLED車両照明は、従来の蛍光灯(50W)と比較して消費電力を約50%削減できます(注2)。また、調光機能を有しており、全光点灯時(25W)に比べて、消費電力をさらに約半分(12W)にまで低減することが可能です(注3)。さまざまなシーンに合わせて明るさを調整することで、間引き点灯のように不均一な客室空間でなく、どの席でも均一な明るさを確保し、快適な客室空間を演出しながら省エネ化を図ることができます。
 また、優先席は吊革の色と合わせた暖色系の色が採用されており、車両内の視環境にメリハリをつけています。優先席を暖色にすることで、空間全体の雰囲気づくりに貢献しています。
 当社ではこれからも一般施設向け照明に加え、交通機関等をはじめとした様々な施設へのLED照明の提案活動を推進していきます。

 注1:2013年2月20日現在、当社調べ。
 注2:従来機種「蛍光灯 FLR40W×1 灯用車両用客室灯(50W)」とLED車両照明40W形客室灯(25W)との比較。
 注3:LED照明の全光点灯時の明るさ(25W)と調光レベル2(12W)との比較。


<特長>
 1.安全性
   照明器具の外郭には、不燃材のガラスクロスを採用しており、万が一の場合の安全性を確保しました。

 2.省エネ性
   今回納入する調光機能付LED照明は、3段階の車内照明の設定が可能です。従来の蛍光灯器具(消費電力50W)と比べると、全光点灯時でも消費電力を約50%削減(注2)できる消費電力25Wを実現。「調光レベル1」(注4)では消費電力19Wとなり従来の蛍光灯器具と比較して約62%消費電力削減、「調光レベル2」では消費電力12Wとなり従来の蛍光灯器具と比較して約76%消費電力を削減できます。
   注4:現在の節電対策時とほぼ同等の車内の明るさ。

 3.意匠性
   これまでの蛍光灯器具の意匠を生かしながらも、ランプ(発光部)と灯具を一体化したデザインを採用し、車両全体のイメージアップを図っています。


<納入概要>
 1.納入規模
   4000形 一編成(10両)に40W形LED車両照明、20W形LED車両照明(注5)、計240台を納入。
   注5 20W形LED車両照明(納入台数4台)は非調光。

 2.納入時期
   2013年2月
   (運行開始日:2013年3月4日)

 3.納入品の主な仕様
   機種:40W形LED車両照明
   消費電力:25W/19W/12W
   器具光束:1800lm/1425lm/900lm
   寿命:40000時間
   質量:約3.2kg
   外形寸法:1250mm×100mm×74mm
   色温度:5000K/3500K(優先席)



※以下の画像資料は添付の関連資料「参考画像」を参照
 ・40W形LED車両照明
 ・小田急4000形電車


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東芝ライテック 小田急電鉄 色温度 小田急

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