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セーラー万年筆、震災の復興シンボル「奇跡の一本松」をデザインした複合筆記具を発売
製品収益の一部を復興に充当。優美蒔絵シリーズで蘇る
復興のシンボル「奇跡の一本松」複合筆記具を発売
2月23日(土)、発売開始予定
この度、セーラー万年筆株式会社(社長:中島義雄、本社:東京都江東区)は、財団法人日本ユースホステル協会(以下「日本ユースホステル協会」)が所有する震災の復興シンボル「奇跡の一本松」をデザインした複合筆記具を発売することとなりました。
2013年2月23日(土)より、全国のセーラー万年筆取扱文具店・雑貨店および百貨店で発売を開始します。※敬称略
[製品の特徴]
・細かな手作業でしか味わえない「蒔絵」独特の色彩の妙を、現代の印刷技術で再現したのが、セーラー万年筆の「優美蒔絵シリーズ」です。
・図柄のベースに印刷を施し、ポイントとなる部分に金粉・銀粉などをひとつひとつ手作業で蒔いて仕上げます。
・複合筆記具「奇跡の一本松」では、主役の松と、この松の所有者である日本ユースホステル協会:陸前高田YHの建物(現在、休業中)を配してデザインしています。
・この製品の収益の一部は、日本ユースホステル協会を通じて陸前高田市復興支援のための基金に充当されます。
<製品スペック>
品名:優美蒔絵複合筆記具 奇跡の一本松
価格:3,675円(本体価格3,500円)
方式:シャープペンシル…回転ノック式(0.5mm/HB)
ボールペン…回転式2色(0.7mm/油性/ブラック・レッド)
本体サイズ:φ14.5×142.6mm
本体重量:21.6g(ボディはアルミ製)
【奇跡の一本松】
かつての高田松原は、約7万本ものクロマツやアカマツが連なる景勝地でしたが、2011年の震災でほぼ壊滅してしまいました。そんな中、たった1本残った松は「奇跡の一本松」と呼ばれるようになり、復興のシンボルとなりました。
背景に配置した陸前高田YHの建物は、津波の衝撃を抑えたとも言われています。
[小ロット対応で、今後も観光地等のニーズに対応して積極展開−オリジナル優美蒔絵シリーズ−]
・セーラー万年筆の優美蒔絵シリーズは、年間約5万本を売上げるヒット商品です(2012年)。
・自社ブランド製品の他、国内の観光地や自治体オリジナルのデザインで地域のお土産品としても広く利用されています。
・国内有数の観光地や世界遺産、ドラマの舞台となった歴史的な町並み等、現在までに約170種類のオリジナル複合筆記具を受注してきました。
・当社としては、100本〜という比較的小ロットからオリジナルデザインの優美蒔絵シリーズを受注することで、各地のニーズに応えていく計画です。
※オリジナル製品の価格は、仕様により異なります。
*製品画像は、添付の関連資料を参照
以上