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SBIホールディングス、韓国現代スイス貯蓄銀行の株式を取得
株式会社現代スイス貯蓄銀行の株式取得のお知らせ
SBI ホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:北尾吉孝)は、2013年2月7日開催の取締役会において、以下のとおり、株式会社現代スイス貯蓄銀行(本社:大韓民国ソウル市、代表取締役:Yoon Seock−Hyun(以下、「現代スイス I 貯蓄銀行」))の株式を取得することについて決議いたしましたので、お知らせいたします。
1.株式の取得の理由
当社は、2012年12月21日付「韓国現代スイス貯蓄銀行に対する増資等引受の確約書提出に関するお知らせ」のリリースに記載のとおり、当社韓国子会社のSBI Finance Korea Co.,Ltd.(本社:大韓民国ソウル市、代表取締役:Yoon Yu−Sik(以下、「SBI Finance Korea」))を通じて20.9%を所有する現代スイス I 貯蓄銀行に関して、当社グループが同行および同行傘下の銀行が発行する新株または劣後債を引受ける旨を確約する投資確約書を同行および規制当局に提出しております。
今般、2013年2月5日付で現代スイス I 貯蓄銀行が株主割当増資(約1,941億韓国ウォン)の発行決議を行ったことから、当社が提示する一定の諸条件が成就されることを前提にSBI Finance Koreaに割当てられる株式を引受けることとし、あわせてSBI Finance Korea以外の株主がその割当分の株式を引受けず、失権することが確定した場合には、同様に当社が提示する一定の諸条件が成就されることを前提にその失権株式の全てを当社子会社において引受けることといたしました。SBI Finance Korea以外の全ての株主が失権した場合、当社グループにおいて現代スイス I 貯蓄銀行の全株式の89.4%を保有することとなり、韓国金融委員会の承認を前提に、現代スイス I 貯蓄銀行の傘下銀行を含む現代スイス貯蓄銀行グループを当社の連結子会社とする予定です。
また、現代スイス I 貯蓄銀行が80.0%の株式を保有する子会社である株式会社現代スイス2貯蓄銀行(本社:大韓民国ソウル市、代表取締役:Kim Byung−Tae(以下、「現代スイスII貯蓄銀行」))も2013年2月5日付で株主割当増資(約434億韓国ウォン)の決議を行っており、既存株主がその割当分の引受をせず失権することが確定した場合には、当社が提示する一定の諸条件が成就されることを前提にその失権株式を当社子会社において引受けることとしております。
*以下の資料は、添付の関連資料「株主割当増資決議概要など」を参照
現代スイス貯蓄銀行グループの株主割当増資決議概要
現代スイス貯蓄銀行グループの株主構成(2013年2月7日現在)
現代スイス貯蓄銀行グループは現代スイス I 貯蓄銀行を筆頭に、現代スイスII貯蓄銀行(出資比率:80.0%)、現代スイスIII貯蓄銀行(出資比率:100.0%)、現代スイスIV貯蓄銀行(出資比率60.8%)で構成され、これらの傘下銀行を含め5.5兆韓国ウォン(約4,818億円(※)、2012年9月末現在)の総資産を持つ韓国最大の貯蓄銀行で、釜山、慶尚道を除く韓国全土に営業網を保有し、総受与信残高で貯蓄銀行業界全体の11%を超えるシェアを有しています。一方、規制当局の意向により財務基盤の強化が求められており、今般の当社子会社による増資引受けにより、今後も同行が安定した事業運営を行えるよう支援することといたしました。今後は、リスク分散と投資効率の向上を図るため当社子会社が運営者となるターゲットファンドを組成し外部資金を呼び込むことを検討していくほか、同行グループのネット化の推進や韓国(KOSPI)に上場しているSBI モーゲージ株式会社との連携などを通じて同行グループの企業価値の向上を目指してまいります。(※100韓国ウォン=8.62円で換算)
*以下、「2.異動する子会社の概要(2012年12月31日現在)」などリリースの詳細は添付の関連資料を参照