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オーストリア造幣局、2012年の「ウィーン金貨ハーモニー」世界販売量を発表

2013-02-09

ウィーン金貨ハーモニー」2012年の世界販売量を発表
2012年の販売量は、約40万オンス、約64万枚
金価格の推移に比例し、販売量・枚数ともに下半期が好調


 オーストリア造幣局(駐日事務所:中央区日本橋、駐日代表:北野美子、本部:オーストリアウィーン)は、2012年1月から12月の、世界市場における資産用地金型金貨「ウィーン金貨ハーモニー」の販売量をまとめました。

◆販売量・販売枚数ともに、上半期に比べ下半期が好調
 2012年1月から12月までの世界全体での「ウィーン金貨ハーモニー」の販売量は、重量で403,151オンスでした。これは、2011年の677,979オンスに対し、40.5%の減少になります。また、枚数では、2012年は641,457枚となり、2011年の販売枚数の1,034,438枚から38.0%減少する結果となり、2012年は、販売重量・販売枚数とも約4割の減少となりました。2012年の金の国際価格は、2011年に引き続き依然高値圏で推移するも、2011年9月に史上最高値となる1トロイオンス1896.50ドル(ロンドンフィキシングベース)を記録したことによる印象が強く、一般消費者の金貨購入に対する様子見の傾向がうかがえました。
 また、2012年の上半期と下半期の販売重量を比較すると、上半期の販売重量は約179,500オンスなのに対し、下半期は約223,800オンスと、24.7%の伸びを示しています。枚数では、上半期が約29万4700枚なのに対し、下半期は約34万6600枚と、17.6%増加しています。

◆金価格の下半期の上昇を受け、ウィーン金貨ハーモニーも下半期に販売量が増加
 2012年2月、原油価格や株価が上昇したことを背景に上昇したロンドン金価格は、1トロイオンス1,788ドルをつけましたが、中国の景気減速感に加え、欧州財政に対する不安感から、徐々に値を下げ、5月には2012年最低価格である1トロイオンス1537.5ドルとなりました。その後、米国経済の不透明感から、一時後退していた追加金融緩和政策の期待感の高まりなどを背景に、徐々に値をあげた金価格は、9月に量的緩和第3弾(QE3)の実施が発表されたことにより、10月には2012年最高値である1トロイオンス1791.75ドルをつけ、下半期は全体的に上がり基調で推移しました。
 ウィーン金貨ハーモニーも、下半期に販売量が増加していることから、金価格が上がるにしたがって、一般消費者の地金型金貨に対する購入意欲が旺盛になっている様子がうかがえます。


■参考1:「ウィーン金貨ハーモニー」2012年1月から12月の世界販売量

 ※添付の関連資料「リリース詳細」参照

■参考2:2012年1月から12月のロンドン金価格(米ドル/トロイオンス

 ※添付の関連資料「リリース詳細」参照

 ヨーロッパで唯一の純金地金型金貨であるオーストリア造幣局発行の「ウィーン金貨ハーモニー」は、1オンス、1/2オンス、1/4オンス、1/10オンスの4種類のサイズがあり、予算に応じた資産作りができるほか、友人や家族へのプレゼントにも適しています。また、ペンダントやブローチなど、コインジュエリーとしても様々な商品を展開しています。「ウィーン金貨ハーモニー」の日本総代理店である田中貴金属工業株式会社(本社:千代田区丸の内、代表取締役社長:岡本 英彌)とオーストリア造幣局は、小額から保有することができる「ウィーン金貨ハーモニー」の提供を通じて、長期的な資産形成のひとつである資産用貴金属地金や地金型コイン等を広く一般に訴求しています。


■参考3:ウィーン金貨ハーモニーの種類と国内参考価格

 ※添付の関連資料「リリース詳細」参照


ウィーン金貨ハーモニー画像>

 ※添付の関連資料「リリース詳細」参照


オーストリア造幣局とは>
 オーストリア造幣局は、1194年の誕生以来、800余年に渡り様々なコインの鋳造を行ってきました。その品質と鋳造技術は世界中から高い評価を得ています。1989年、財務省傘下から、オーストリア中央銀行の子会社となったオーストリア造幣局は、同年、ヨーロッパで唯一の純金地金型金貨である「ウィーン金貨ハーモニー」を発行、日本市場への販売を開始し、また、1994年には開局800周年を迎え、2008年には「ウィーン・フィル銀貨」も発行しました。2009年の「ウィーン金貨ハーモニー」発売20周年では、「ウィーン金貨ハーモニー20オンス」を発売しました。


田中貴金属工業とは>
 田中貴金属工業株式会社は、1885年の創業以来、120年以上にわたり、金やプラチナなどの貴金属の精製・分析に携わるとともに、貴金属を用いたさまざまな工業製品の開発・製造・販売に取り組んできました。日本で金の輸出入自由化が施行された1978年には、金の精製・分析技術が高く評価され、日本で初めてロンドン金市場公認溶解検定業者の認定を受け、国際市場で通用する金地金を製造する資格を得ました。また2003年12月には、ロンドン金市場で取引される金地金の品質を審査する、世界で5社しか認定されない「公認審査会社」の1社に任命されています。現在、直営店であるGINZA TANAKAの各店舗(7店舗)をはじめ、全国に広がる120店舗余りの特約店を通じて、資産としての貴金属地金や地金型コイン等の売買を行っています。

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