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ルネサスエレクトロニクス、子会社の半導体後工程製造事業をジェイデバイスに譲渡
後工程生産拠点の譲渡に関する基本合意書締結のお知らせ
ルネサス エレクトロニクス株式会社(以下、ルネサス)と株式会社ジェイデバイス(以下、ジェイデバイス)は、本日、いずれもルネサスの100%子会社である、株式会社ルネサス北日本セミコンダクタ(以下、北セミ)の函館工場、ルネサス関西セミコンダクタ株式会社(以下、SKS)の福井工場および株式会社ルネサス九州セミコンダクタ(以下、九セミ)の熊本工場、ならびに北セミの100%子会社である北海電子株式会社(以下、北海電子)において営んでいる半導体後工程製造事業のジェイデバイスへの譲渡(以下、本件取引)に関する基本合意書を締結いたしました。
本基本合意書は、両社が半導体製造事業における戦略的パートナーとして長期的な互恵関係を構築することを目的としており、本日の合意に基づき、両社は本件取引に関する最終契約書の締結を経て、平成25年6月上旬を目途に譲渡を完了する予定です。譲渡の方法等の詳細は現在協議中であるため、開示事項と内容を一部省略して開示しています。今後詳細が確定次第お知らせいたします。
1.本件取引の背景と目的
ルネサスは2012年7月3日「強靱な収益構造の構築に向けた諸施策の方向性について」にてお知らせした通り、収益基盤の強化に向け、ルネサスグループの国内にある生産拠点の再編を進めております。その中で、国内後工程生産拠点については、高付加価値製品対応を中心とし、アウトソーシング比率およびルネサスの海外拠点の生産比率を高めていくという生産戦略の下、北セミ/米沢工場およびルネサス九州・山口セミコンダクタ株式会社/大分工場の維持・強化を推進する一方、事業の選択と集中により、北セミ/函館工場、SKS/福井工場、九セミ/熊本工場(以下、函館工場、福井工場、熊本工場を合わせて譲渡対象拠点)については、「1年を目途に譲渡を検討する」拠点と位置づけ、譲渡対象拠点における競争力の強化、高品質・高信頼製品の継続的な供給、ルネサスとの長期的なパートナーシップの構築が期待できる譲渡先を検討していました。
一方ジェイデバイスは、国内最大の独立系半導体後工程受託会社として更なる事業成長を目指していく上で、海外競合他社と同等以上のコスト競争力を達成することが必要不可欠であり、そのためには、事業規模の拡大が最も重要であると考えております。
こうした中、ルネサスとジェイデバイスとの認識が一致し、本日、両社の長期的なパートナーシップの構築の第一歩として、ルネサスが、譲渡対象拠点および函館工場の製造支援業務を行う北海電子において営んでいる半導体後工程製造事業を、6月上旬をめどにジェイデバイスに譲渡することについて基本合意いたしました。
各工場の従業員は、個別同意による転籍を前提に、一定期間の出向となる予定です。
また、本件取引後、生産委託先として譲渡対象拠点で製造されるルネサス製品につきましては、従来と同等の品質・納期・サービスや更なる改善も含め、お客様に提供してまいります。
本件取引により、ジェイデバイスは、これまでの7拠点(大分県臼杵市(本社)、大分県杵築市(本社機能)、宮城県柴田郡、福島県会津若松市、福岡県宮若市、大分県大分市、鹿児島県薩摩川内市)に加え、更に3拠点の製造拠点を擁することで、OSAT(Outsourced Semiconductor Assembly and Test)として世界TOP5に入る規模となる見込みです。同時に、ルネサスとの長期的な戦略的パートナーとして得られる事業規模の拡大、技術力の融合、ラインナップ拡充等により、コスト競争力、技術力、品質力を更に向上し、世界トップ水準のOSATとして、半導体産業のさらなる発展に貢献するとともに、お客様により大きなメリットをご享受いただけるよう尽力してまいります。
※以下、「2.当事会社の概要」などリリース詳細は添付の関連資料を参照
以上



