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日産自、北米自動車ショーで「Resonance」クロスオーバーコンセプトを公開

2013-01-18

日産自動車、「Resonance(レゾナンス)」クロスオーバーコンセプトを公開


 日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロスゴーン)は15日、米国デトロイトで開催されている2013年北米国際自動車ショーで「Resonance(レゾナンス)」コンセプトを世界に先駆けて披露しました。燃費性能の高いハイブリッドパワートレインを搭載した「Resonance(レゾナンス)」は、その最先端で大胆なスタイリングで、クロスオーバーカテゴリーのトレンドをリードするダイナミックな新しいデザインを提案します。


 ※製品画像は添付の関連資料を参照


 商品企画本部の副本部長であるフランソワ バンコンは「デザイナーたちは驚くべき技術の進歩と、素材の革新から着想を得て「Resonance」コンセプトに取り組み始めました。革新を受け入れ、将来に希望を見出す人々の向上心に触発されながら、彼らにスポーティな乗り心地を融合した先進的なコンセプトモデルを提供したいと考えたのです。」と述べました。

 「Resonance(レゾナンス)」は、カリフォルニア州サンディエゴにある日産デザインアメリカで、日産の常務執行役員、チーフ・クリエイティブ・オフィサーの中村史郎の指揮の下、スタイルや運転の楽しさを妥協することなく実用性と機能性を求めるアメリカのお客さまを考えて作られた、グローバルコンセプトモデルです。


<エネルギッシュでプレミアムなエクステリアデザイン>
 「Resonance(レゾナンス)」のエクステリアデザインは、クロスオーバーセグメントのそれをさらに進化させています。力強い面表現は、ダイナミックな流麗さと、最先端を感じさせるキレのよさとのコントラストで表現されています。日産のデザイナーたちは、ハイパーソニック・トラベルという魅惑的な未来像からインスピレーションを得て、軽量でありながら守られているようなエアロダイナミックスを表現しようとしました。

 特徴的なフロントエンドは、グリルからフードへかけあがるラインの勢いと、アイコニックなブーメランシェイプのヘッドランプが共鳴するVモーションのテーマに基づきデザインされています。ボディサイドは、力強い面表情と先鋭的なラインによってまとめられ、跳ね上げたような形のDピラー周辺へつながる美しいキャラクターラインがアクセントとなっており、先進的でありながらキャビンの広々とした印象を作り出しています。

 フローティングルーフは、車体全体のしなやかさとエレガントさを表現し、細く寝かせたAピラーに加え、大型全長ガラスパネルが装備されています。これにより、大きなウィンドウやキャビンの十分な空間性を確保しながら流麗なストラクチャーを感じさせています。

 「フレア・オレンジ」と名付けられたボディカラーは、外観デザイン全体にさらなる力強さと温かみを与えます。その他、サテンクローム仕上げの色つきアクリルグリル、22インチアルミ合金ホイールなどを装備しています。


<室内は未来の「VIPラウンジ」>
 インテリアについては、デザイナーが未来のファーストクラスの宇宙旅行とはどんなものかをイメージし、心地良くありながら高級で、ハイテクでありながら上質なものにしようとしました。その結果できた「VIPラウンジ」は、上質なステッチが施された軽く柔らかい革のシートが使用され、洗練された上質感を醸し出しています。

 「ウェルカムライト」など、十分に考慮された細部が、乗車時に温かみやドラマをもたらします。モダンな室内空間の中で、ドラマティックなインテリアイルミネーションが天然木目のパターンを際立たせます。
 コンソール上には先進的なインストルメントパネルが浮かび上がるような構造になっており、ドライバーが情報、エンターテインメント、通信の全ての機能にアクセスできる空間を作り出しています。各機能がホログラフィーを使って重なり合うような形で表示されており、情報を重要度に応じて区別するため、視覚的な奥行きが出るようになっています。開放的なグラスルーフにより、周りの景色を一望することができ、フローティングルーフが空間を感じさせるとともに、ルーフ自体にと空気のような軽さを感じさせています。室内の広々とした雰囲気は、彫刻的なドアパネルとエレガントで奥行きのあるセンターコンソールの形状によっても高められています。

 バンコンは、「「Resonance(レゾナンス)」のインテリアは、新しい経験や価値を求めるクロスオーバーのお客さまの先進的な感覚を反映したものです。室内空間の構造は開放的で一貫性のあるものです。外観同様に、内装もクロスオーバーセグメントを再定義し、同時にそれは、このセグメントが従来持っていた枠を超えるものとなっています。」と述べています。


<持続可能なダイナミックパフォーマンス>
 「Resonance(レゾナンス)」は、デザインコンセプトとして発表されていますが、その効率的なハイブリッドドライブトレインは、運転の楽しみを犠牲にせずに環境を尊重したいというクロスオーバーを操るドライバーの思いを表しています。全輪駆動の「Resonance(レゾナンス)」には、排気量の少ないガソリンエンジンにモーターとリチウムイオンバッテリー、高度なマネジメントシステムを組み合わせた日産独自の「1モーター2クラッチ」のハイブリッドシステムが搭載されています。また、日産の次世代エクストロニックCVT(無段変速機)も採用されています。


<別次元のコンセプトモデル>
 「Resonance(レゾナンス)」は、デザインの領域を新たな次元へと推進しながらも、「ムラーノ」、「キャシュカイ」、「ジューク」などの最先端モデルに見られるようなクロスオーバーデザインにおける日産の長年のリーダーシップに即したものです。

 最後にバンコンは以下のように述べました。「「Resonance(レゾナンス)」は、斬新さとダイナミックさと惹きつけられる魅力を兼ね備えるコンセプトカーです。最先端でありながら洗練されたデザインに、環境に配慮したパワートレインと機能を組み合わせることで、クロスオーバーの未来への革新に向けた明確でエキサイティングな視点を提供しています。」
 「このコンセプトは万人向けではないかもしれません。特に、従来的なSUVのあり方にこだわるお客さま向けではないでしょう。しかし、日産にとって、あるいは、より先進的な考えを持ったお客さまには、本コンセプトは、クロスオーバーセグメントの将来像を示すものです。」



以上


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