イマコト

最新の記事から注目のキーワードをピックアップ!

Article Detail

中外製薬など、抗悪性腫瘍剤「FF284」に関する独占的ライセンス契約を締結

2013-01-12

中外製薬とDebiopharm Group(TM)による抗悪性腫瘍剤「FF284」
(Debio 1347)に関する独占的ライセンス契約の締結について



 中外製薬株式会社(以下、中外製薬)とDebiopharm Group(TM)(以下、Debiopharm)は、中外製薬が創製し、がん領域における臨床試験開始準備中の「FF284」に関するライセンス契約を、2012年12月17日に締結しましたのでお知らせいたします。

 このライセンス契約に基づき、中外製薬は、日本を含む世界各国における「FF284」の開発・販売に関する独占的ライセンスをDebiopharmに付与することになります。また、中外製薬は「FF284」のコンパニオン診断薬を開発・販売する非独占的ライセンスを付与します。契約条項に従い、Debiopharmおよび中外製薬は、第I相臨床試験において用量漸増試験を共同で実施します。中外製薬は、本契約の対価として契約一時金、マイルストーンペイメントおよびロイヤルティをDebiopharmより受領します。

 中外製薬代表取締役社長 最高執行責任者の小坂達朗は、「FF284の開発・販売に関するライセンス契約をDebiopharmと締結できたことを嬉しく思います」と述べるとともに、「がん患者さんにいち早くFF284をお届けできるよう、Debiopharmと協働して行きます」と語っています。

 Debiopharm Group(TM)の社長兼創始者であるRolland−Yves Mauvernayは、「我々はDebio 1347の開発のために中外製薬と協働していきます」と述べるとともに、「薬剤の特徴からDebio 1347は、がん患者さんに有望で高い抗腫瘍活性を有する、個別化治療に供する薬剤となることが期待されます」と語っています。


以上


<中外製薬について>
 中外製薬(本社:東京都中央区/代表取締役会長 最高経営責任者:永山 治)は、医療用医薬品に特化し東京に本社を置く、バイオ医薬品をリードする研究開発型の東京証券市場一部上場の製薬企業であり、ロシュ・グループの重要メンバーとして、国内外で積極的な医療用医薬品の研究開発活動を展開しています。
 特に「がん」領域を中心に、アンメット・メディカルニーズを満たす革新的な医薬品の創製に取り組んでいます。
 国内では、御殿場、鎌倉の研究拠点が連携して創薬研究活動を行う一方、浮間では工業化技術の研究を行っています。また海外では、子会社の中外ファーマ・ユー・エス・エー、中外ファーマ・ヨーロッパにて、米国と欧州においてそれぞれ臨床開発活動を行っています。
 2011年の連結売上高は3,735億円、営業利益は624億円でした。2012年は連結売上高4,185億円、営業利益800億円の達成を目指しています。
 中外製薬に関するさらに詳しい情報はhttp://www.chugai-pharm.co.jp/をご覧下さい。


<Debiopharmについて>
 Debiopharm Group(TM)は、1979年に創設されローザンヌに本社を置くスイスを基盤としたグローバルな製薬会社です。Debiopharmは、未だ医療ニーズが十分に満たされていない分野での革新的な新薬の開発を行っています。Debiopharmは、がん領域に特に高い専門性を有していますが、これに加えて、感染症、生活習慣病、免疫関連疾患、神経変性疾患といった分野でも新薬の自社開発および共同開発に力を入れています。
 Debiopharm Group(TM)に関するさらに詳しい情報は、http://www.debiopharm.comをご覧ください。

Related Contents

関連書籍

  • 死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    詩歩2013-07-31

    Amazon Kindle版
  • 星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    前田 徳彦2014-09-02

    Amazon Kindle版
  • ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    大久保 明2014-08-12

    Amazon Kindle版
  • BLUE MOMENT

    BLUE MOMENT

    吉村 和敏2007-12-13

    Amazon Kindle版