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ドゥ・ハウス、「鍋」に関するアンケート結果を発表
「鍋」に関するアンケート結果を発表
市販の鍋用調味料は4人に3人が使用経験有り。もはや家庭の定番調味料に!
株式会社ドゥ・ハウス(東京都港区 代表取締役:稲垣佳伸)は、自社のネットリサーチサービス『my アンケート』にて、全国の20代〜50代の男女に対し「鍋」に関するアンケートを実施いたしました。調査期間は2012年11月13日(火)〜11月16日(金)。1,810名から回答を得ました。
■調査サマリ
・家で食べたい鍋1位は「すき焼き」
・鍋をする目的は「家族、友人との団らん」が半数以上。頻度は「週1回以上」が半数近くに
・市販の鍋用調味料は4人に3人が使用経験有り。もはや家庭の定番調味料に
・忘年会や新年会で「鍋」 『あり』派は約7割、『なし』派は約3割
・自分が鍋奉行と自覚している人は約2割。鍋奉行の仕切りに困惑する人も
・細かくチェックされている鍋マナー。鍋でされた嫌なことトップ3は、「直箸を鍋に入れられた」「勝手に取り分けられた」「肉ばかり食べられた」こと
■家で食べたい鍋ランキング:定番が一番!1位は「すき焼き」
家で食べたい鍋は、1位「すき焼き(55.1%)」、2位「しゃぶしゃぶ(35.2%)」、3位「水炊き(35.0%)」、4位「キムチ鍋(23.1%)」、5位「ちゃんこ鍋(20.9%)」となり、上位には定番の鍋が並びました(図1)。1位と2位に「すき焼き」「しゃぶしゃぶ」という肉メインの鍋が支持されたことから、肉メインの鍋は冬のご馳走という印象が強いのではないかと思われます。
【図1】 Q.家で食べたい鍋料理を教えてください。(複数回答可)
※図1は添付の関連資料を参照
また、近年話題になっている鍋についてみると、「トマト鍋」は25.9%、「カレー鍋」は33.9%の人が「食べ
たことがある」と回答しています(図2)。一方、塩麹を使った「塩麹鍋」を食べたことがある人は6.0%にとど
まっており、この冬でどのくらい増えるかが気になるところです。
【図2】 Q.今まで食べたことのある鍋料理を教えてください。(複数回答可)
※図2は添付の関連資料を参照
■鍋をする目的は「家族、友人との団らん」が半数。頻度は「週1回以上」が半数近くに
家で鍋をする目的については、全体の50.9%の人が「家族、友人との団らん」と回答しました。2位には「栄養(47.7%)」、3位には「手抜き(37.4%)」がランクインしています(図3)。親しい人と鍋を囲むことで、楽しいコミュニケーションが取れると感じている人が多いようです。また、鍋はたくさんの具材を入れることができ、調理自体も簡単なので、食べる人にも作る人にも嬉しいメニューといえそうです。
また、冬に家で鍋をする頻度は、「週1回程度」が35.8%と最も多く、「週5回以上(0.5%)」と「週2〜4回程度(10.6%)」と合わせると、全体の46.9%の人が週に1回以上鍋をしているという結果になりました。
鍋は冬には欠かせない料理であることがわかります。
【図3】 Q.家で鍋をする目的は何ですか?(複数回答)
※図3は添付の関連資料を参照
■市販の鍋用調味料は4人に3人が使用経験有り。もはや家庭の定番調味料に!
スーパーの調味料コーナーや野菜コーナーをはじめ、肉売場や魚売場でも販売されている種類も形状も豊富な鍋用調味料。なんと74.7%の人が「使用したことがある」と回答。使ってみた理由の1位は「美味しそうだから(35.1%)」、2位は「調理時間の短縮(31.4%)」、3位は「家の調味料では簡単には作れない鍋料理ができるから(22.7%)」と判明しました。
また、使った人の90.6%が「美味しい」と感じ、91.9%が「今後も使用したい」と回答しています。自分ではなかなか作りだせない味を試せたり、少しでも効率よく鍋料理を作ることができる市販の鍋用調味料は、もはや家庭の定番調味料といっても良いほどの浸透ぶりが伺えます。
■忘年会や新年会で「鍋」はあり?なし?『あり』派は約7割、『なし』派は約3割
忘年会や新年会で鍋料理がありかなしかを聞いたところ、『あり』と回答した人は68.1%、『なし』と回答した人は31.9%となりました。
『あり』派の中では、48.4%の人が「たくさんの人と囲む鍋は美味しい」と答え、34.3%の人が「鍋だと野菜も多く、外食でも栄養バランスがいいから」と答えました。また、13.4%の人が「同じ鍋をつつくことで、今まで親しくなかった人とも打ち解けられる」と感じていることがわかりました(図4)。
【図4】 Q.忘年会や新年会の「鍋」が『あり』という理由を教えてください。
※図4は添付の関連資料を参照
一方『なし』派では、「あまり親しくない人と鍋を囲むことに抵抗がある」人が36.0%、「取り分けのタイミング等、気を遣うことが増える」と感じている人が33.2%にのぼりました。さらに、12.6%の人が「鍋となると仕切りたがるひとが出てきて、自分の好きなように食べられないから」といった鍋奉行にうんざりしていることも判明しました(図5)。
【図5】 Q.忘年会や新年会の「鍋」が『なし』という理由を教えてください。
※図5は添付の関連資料を参照
■自分が鍋奉行と自覚している人は約2割!鍋奉行の仕切りに困惑する人も?
では、自分が鍋奉行(鍋を自ら仕切って作る、振るまう人)であると感じている人はどれくらいいるのでしょうか?「あなたは鍋奉行ですか?」という質問に、「はい」と回答した人は19.6%となりました。鍋奉行が鍋を仕切ってくれたら、いろいろ気を遣わずにすむので楽と考える人もいるでしょうし、前述のように鍋奉行にうんざりしている人もいます。
そこで、今まで鍋で人にされた嫌な経験を伺ってみることにしました。
■細かくチェックされている鍋マナー!鍋でされた嫌なことトップ3は、
「直箸を鍋に入れられた」「勝手に取り分けられた」「肉ばかり食べられた」こと鍋奉行への不満は、「取り箸を使わず、直箸を鍋に入れられた」が圧倒的に多く、次いで「勝手に取り分けられた」「肉ばかり食べる人がいた」という経験を上げる人が目立ちました。中には「一度自分の口に入れたものを、生煮えだからと鍋に戻された」「鍋の中を直箸でぐちゃぐちゃにかき回された」といった経験談も。
鍋の具材は人数に合わせて用意されているものがほとんど。様々な鍋文化を持つ人がいるので、他人を不快にさせる行為は謹んで、楽しく美味しく鍋を囲めたらいいですね。
■調査結果の活用について
当社では今回の調査結果を、自社で運営している『モラタメ.net』 http://www.moratame.net/ 内でも周知する予定です。『モラタメ.net』は、新商品や話題の商品を無料でモラったり、送料程度の負担でタメせるサイトです。「鍋」関連の商品のほか、食品や飲料、日用品など、さまざまな商品を掲載しております。
□株式会社ドゥ・ハウス
株式会社ドゥ・ハウスは、「Human Networking Industryの創造に貢献する」という事業理念のもと、リサーチ事業とプロモーション事業の2軸で、デジタル&ネットワークをフル活用した新時代のマーケティングを展開しています。
設立:1980年7月7日
資本金:676百万円(資本準備金含む)
従業員数:162名(2012年10月)
お取引企業数:約500社/年間プロジェクト数 約2,500件
年間売上:1,795百万円(2011年9月期)