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テックウインド、台湾社製ホワイトボックス・データセンタースイッチを取り扱い開始

2012-12-14

テックウインド、台湾Accton Technology Corporation社製
OpenFlow v1.2対応ハイブリッド・データセンタースイッチの取り扱いを開始



 テックウインド株式会社(本社:東京都文京区 代表取締役:王 夢周)は、企業向けネットワークスイッチ製品・ワイヤレス製品の開発・製造元として世界的に知られる台湾Accton Technology Corporation(略称:Accton,本社:台湾国新竹市)社製のホワイトボックス・データセンタースイッチの取扱を正式に開始したことを発表いたします。

 同時にAccton製OpenFlow 1.2対応レイヤ2/レイヤ3データセンター向けToR(Top of Rack)スイッチ”AS5600−52T”“AS5600−52X”の取り扱いを開始いたします。

 クラウドコンピューティングの一般化、サーバ仮想化の普及、それらに付随するFCoE(Fiber Channel on Ethernet)の利用拡大に伴い、データセンターのネットワークには迅速な構成の変更、あるいは自動的な運用といった新たな要請が生まれています。これに応える技術として注目されているのがSoftware−Defined Networkを実現するOpenFlowです。OpenFlow対応機器が普及していくことで、今後ネットワーク機器はコモディティ化し、またベンダーにとらわれないネットワークの構築と管理が可能になっていきます。

 こうした市場の流れに応えるため、各社IT関連ハードウェアの正規代理店であるテックウインドは、このほど台湾Accton社とパートナーシップを締結し、機能性・信頼性・そして圧倒的なコストパフォーマンスを併せ持つAccton製OpenFlow v1.2対応スイッチ製品の取り扱いを開始しました。

 Accton社は創業以来20年以上にわたり大手ネットワーク機器ベンダー各社にスイッチ製品をOEM/ODM供給してきたことで知られ、米国の大手ISP各社にも多数の導入実績を持ちます。こうした経験から培われた技術力を背景に、Accton社は他社に先駆けてIPv6をサポートしたOpenFlow v1.2対応のスイッチ製品を市場に投入します。しかも汎用的なチップセットとオープンソースな技術を最大限に活用することで、データセンター向けスイッチ製品としてこれまでにない驚くほどのコストパフォーマンスを実現しています。

 テックウインドが今回取り扱いを開始するのは、48ポートの10GbEと4ポートの40GbE(QSFP+)アップリンクを搭載する“AS5600”シリーズ、2製品4モデルです。RJ−45インターフェース対応の“AS5600−52T”およびSFP+インターフェース対応の“AS5600−52X”をラインナップし、各製品についてL2/L3スイッチを展開します。Broadcom製の最新チップセットとLinuxをベースとしたネットワークOSを採用することで、1.28Tbに達するスイッチング能力と最新のネットワーク機能を取り込み、高性能でありながら低廉な価格と高い安定性を実現しています。

 OpenFlow機能無効化時には一般的なL2/L3スイッチとして動作するハイブリッド設計であり、低価格かつ高密度な10GbEスイッチとしても活用できます。特にRJ−45を採用し従来の1000BASE−Tとの下位互換性を有する“AS5600−52T”は、データセンターのみならず既存の企業内ネットワークにも手軽に導入が可能です。

 なお、テックウインドではデータセンターや法人ユーザーの需要に応じるため、独自の保守サービスメニューを2013年より提供開始予定です。また、Open Flow v1.2対応という極めて先進的な製品を体感いただくため、法人顧客を対象とした評価機貸出サービスを2013年より開始する予定です。これらのサービスに関しては順次テックウインドホームページにて告知を行います。

 コンピューティングにおいて仮想化とクラウドという巨大な地殻変動が起きる中、受け皿となるネットワーク基盤も柔軟で自由な次世代型インフラにシフトすることを迫られています。テックウインドはAccton社と提携し、最新の製品動向を発信しつつ次世代ネットワークの普及と発展に寄与していく考えです。


 ※製品イメージは添付の関連資料を参照


■取り扱い開始日
 AS5600−52X/L3,AS5600−52X/L2 2012年12月中旬
 AS5600−52T/L3,AS5600−52T/L2 2012年12月中旬


■価格
 オープンプライス


■想定売価
 AS5600−52X/L3 1,980,000円
 AS5600−52X/L2 1,780,000円
 AS5600−52T/L3 1,780,000円
 AS5600−52T/L2 1,580,000円


■JANコード:
 AS5600−52X/L3 4515479620094
 AS5600−52X/L2 4515479620087
 AS5600−52T/L3 4515479621022
 AS5600−52T/L2 4515479621015


■製品特長
 ・OpenFlow v1.2(IPv6)対応 ハイブリッドToR(Top of Rack)スイッチ
 ・10GbE x48ポート,40GbE(QSFP+)x4ポート搭載
 ・物理インターフェースはRJ−45(AS5600−52T)とSFP+(AS5600−52X)の2種から選択可能
 ・Broadcom製最新チップセット採用によりスイッチング容量1.28Tbpsを実現
 ・プログラマブルAPI(C,Ruby,Python,cURL,OpenSSH,OpenSSL)
 ・L2対応プロトコル:DCBX,802.1Qau QCN,802.1Qaz ETS,802.1Qbb,MSTP,LAG
 ・L3対応プロトコル:TRILL,OSFPv3,BGP IPv6,ECMP,VRRP,GRE


<Accton Tecnology Corporationについて>
 Acctonはイーサネット製品、トークンリング製品の設計、製造に特化したメーカーとして1988年に設立されました。現在ではネットワーク製品および通信製品のOEM/ODMメーカーとして世界的に最有力な存在となっています。台湾新竹市にHeadquarterを置き、全世界に2,500名以上の従業員を持つAcctonは、その卓抜した技術力で知られています。Ethernet,DSL,Cable,GPON,WiFiそしてWiMAXなどを主力としてきたAcctonは、次世代ネットワークの実現に向けて邁進しています。多様な情報とサービスがIPネットワークを通じて届けられる次世代ネットワークを基軸とした世界を目指し、”Making Partnership”を社是として取り組んで参ります。


<テックウインド株式会社について>
 テックウインドは、CPUやOS、HDDなどのパソコンの基幹部品からスタートし、経済環境の変化を的確にキャッチしながら商品とサービスの多様化を図り、多分野に渡る機器メーカー、リテール(量販店)、リセラー(流通商社)向けとビジネスを拡大して参りました。近年はPCコンポーネントに加えサーバ、ストレージ、ネットワーク製品への取り組みを強化しており、お客様にとって価値ある商品をタイムリーにお届けできるよう、各ベンダーとのネットワークの構築に努めています。幅広い製品群と長年の経験から、お客様のご要望に適したトータルな提案が可能です。


*このリリースに記載されている内容は発表当時の内容です。予告なく変更される場合がございますのであらかじめご了承ください。
*記載されている商品名、会社名、各社の商標は登録商標です。
*記載価格は予想実勢価格であり、消費税込みの価格になります。


<お問い合わせ先>
【本製品ページ】
 テックウインド Accton webサイト
 http://www.tekwind.co.jp/products/ACT/category.php

 Accton製品のお問い合わせはこちらから
 https://www.tekwind.co.jp/contact/form.php?init=1

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