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ソニー、多彩なフォーマットに対応のCineAlta 4Kカメラ「PMW−F55」など2機種を発売

2012-11-20

多彩なフォーマットに対応し、4K映像制作の可能性を広げる
新開発 4Kスーパー35mmCMOSイメージセンサーを搭載した CineAlta 4Kカメラを発売
− 23.98p収録時に4Kで約2.5倍、2Kで約10倍のスーパースローモーションを実現 −


 *製品画像は添付の関連資料を参照

 ソニーは、4Kスーパー35mmCMOSイメージセンサー(総画素数約1160万画素、有効画素数約890万画素)を搭載したCineAlta 4Kカメラ「PMW−F55」「PMW−F5」を発売します。


 型名:CineAlta 4Kカメラ「PMW−F55」
 発売日:2013年2月1日
 メーカー希望小売価格:2,887,500円(税抜価格2,750,000円)

 型名:CineAlta 4Kカメラ「PMW−F5」
 発売日:2013年2月1日
 メーカー希望小売価格:1,732,500円(税抜価格1,650,000円)

 型名:RAWレコーダー「AXS−R5」
 発売日:2013年2月1日
 メーカー希望小売価格:493,500円(税抜価格470,000円)


 「PMW−F55」「PMW−F5」は、4Kスーパー35mmCMOSイメージセンサーを搭載し、HDから4K映像制作まで、幅広い用途に活用できるCineAlta 4Kカメラです。本機は優れた基本性能を持つセンサーを搭載することにより、高感度、低ノイズ、広いラチチュード(※1)を持ち、明暗差が大きい被写体、あるいは光量が十分ではない環境下での撮影でも、被写体の持つ魅力を余すことなく写し撮ることができます。また、CineAltaの最高峰モデル「F65」で培った忠実な色再現性、4K RAWワークフロー等のエッセンスを踏襲することで、プロフェッショナルの現場で満足いただける繊細で高画質な4K映像撮影を実現しています。

 2機種ともに、広い諧調により、後加工に柔軟に対応する「16bit リニアRAW」や、ソニーが新たに開発した高解像度・高効率圧縮・ハイスピード記録で4KからHDまで収録の可能性を広げる「XAVC」(※2)、さらには、「MPEG−4 SStP」(※3)、や「MPEG HD422」といった計4種類もの映像フォーマットに対応します。そのため、制作予算やワークフローなど用途に合わせたフォーマットの選択が可能で、4KやHDの映像制作の可能性を拡大します。
 なお、「16bit リニアRAW」は、新開発のAXSメモリーカードを使用してRAWレコーダー「AXS−R5」に記録します。その他のフォーマットは、本体に挿入したSxSメモリーカードに記録します。さらに、4K XAVCやハイフレームレート撮影をはじめとした大容量データの高速書き込みに対応した新開発の記録メディアSxSメモリーカード“SxS PRO+”(エス・バイ・エス プロプラス)(※4)にも対応しています。

 また、撮像フレームレートを変えることのできる「スロー&クイックモーション機能」(※5)を搭載しています。2K RAWで240fpsの撮像を実現し、23.98p収録の場合、最大約10倍のスローモーション再生を可能としています。また、4K 60fps撮影により最大約2.5倍のスローモーション再生を実現し、映画やCMなどで印象的な美しいスロー映像を活用できます。

 さらに、本機は1枚のSxSメモリーカード“SxS PRO+”に、4K XAVCとMPEG HD422の同時記録が可能です。
 また、RAW レコーダーで4K RAW記録をしながら、本体のSxSメモリーカードにXAVCやMPEG HD422でHD記録を行うなど、オンライン編集用とオフライン編集用の素材を同時に収録することが可能で、効率的なワークフローの構築が可能です。

 「PMW−F55」は装備された4本のBNC端子から4K映像をリアルタイムに出力できます。ソニーの30型業務用4K液晶モニター「PVM−X300」(※6)と組み合わせることにより4K映像をリアルタイムに確認できます。これにより、撮影現場で4K収録素材の確実な確認を行えます。

 今回の「PMW−F55」は、4K映像制作をされたい中規模予算の映画制作・CM・番組制作のお客様へ、「PMW−F5」は高品位なHD制作と将来的な4K映像制作を希望されるお客様へ向けて提案します。

 なお4K映像の視聴については、ソニー製デジタルシネマプロジェクターが全世界で幅広く受け入れられています。また、「F65」で撮影されている4K映画は30作品を超え、ドラマやCMなど新たな4K映像制作も含め、さらに加速しています。
 ソニーは、「F65」を頂点とする4K対応CineAltaカメラシリーズとして、マルチフォーマット対応でお求め易い価格設定を実現した「PMW−F55」「PMW−F5」を追加することで、4K映像制作の環境と裾野を拡大し、その可能性をさらに広げていくことを目指します。

 ソニーは、撮影、編集、送出と映像制作の現場から4K制作環境のさらなる拡大を強力に推し進めます。また、近い将来の家庭における4K普及もあわせて推し進めることにより、制作から視聴までトータルでの4K環境を促進して参ります。

 ※1:被写体の暗いところから明るいところまで映像の黒つぶれや白とびが無く、撮影ができる範囲を指します。
 ※2:XAVCは制作用途に適した4:2:2カラーサンプリング、10bit諧調、イントラフレーム圧縮を採用し、HD 29.97p時:約100Mbps、4K 29.97p時:約300Mbpsのビットレートを持つ、ソニーが開発した新しいフォーマットです。ソニー独自の圧縮技術により高画質を実現しています。
     詳細はXAVCのニュースリリースをご確認ください。
 ※3:MPEG−4 SStPはファームアップ(2013年度第2四半期リリース予定)にて対応予定。
 ※4:“SxS PRO+”(エス・バイ・エス プロプラス)の詳細は“SxS PRO+”のニュースリリースをご確認ください。
 ※5:スロー&クイックモーション機能はファームアップ(2013年度第2四半期リリース予定)にて対応予定。59.94p収録は出荷時より可能です。
 ※6:30型業務用4K液晶モニター「PVM−X300」の詳細はPVM−X300のニュースリリースをご確認ください。



*以下、「主な特長」などリリースの詳細は添付の関連資料を参照



※その他記載されている会社および商品名は、各社の商標または登録商標です。なお、本文中ではTM、Rマークは明記していません。



<お問い合わせ先>
 ソニービジネスソリューション(株) 業務用商品相談窓口
 TEL:0120−788−333(フリーダイヤル)、

 0466−31−2588(携帯電話・PHS・一部のIP電話などフリーダイヤルがご利用になれない場合)

 受付時間 9:00〜18:00(土・日・祝日、および年末年始は除く)

 ソニー製品情報URL:http://sony.jp/pro/
 CineAltaカメラオフィシャルサイトURL:http://www.sony.jp/products/Professional/c_c/CineAlta_Camera


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