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日成ビルド、第6次中期経営計画(2014年3期〜2016年3期)を策定
中期経営計画策定のお知らせ
〜新たな成長ステージへの3ヵ年計画(2014/3期−2016/3期)〜
当社は、“SPACE is VALUE”をテーマに「価値ある空間」を社会に広く提供し続け、昨年の東日本大震災の年に設立50周年を迎えました。この度、次の50年を当社の第2創業期として新たな成長ステージを迎えるにあたり、そのスタートとなる第6次中期経営計画(2014年3期〜2016年3期)を策定しましたのでお知らせいたします。
記
1.中期経営計画の骨子
市場環境認識:
東日本大震災から1年以上経過し東北地区における経済復興は急務である一方、高度成長期に建築された公共施設やビルディング・マンション等の建替え、耐震補強等の防災対策工事等の潜在需要は大きく、当社のコア事業であるシステム建築事業(従来のプレハブ建築販売・リース)及び立体駐車場事業(従来の立体駐車場販売・メンテナンス)、本年9月に子会社化した株式会社小澤建設の事業である総合建設事業の需要は底堅いものと考えております。システム建築事業及び総合建設事業においては、長引く円高等により、国内工場の海外移転など建設需要の減少はあるものの、流通店舗等の商業施設の需要は底堅く、こうした流通店舗の需要取り込みに注力してまいります。また、立体駐車場事業においては、機械式駐車場の新設需要は減少傾向にあるものの、既存の機械式駐車場の入れ替えや車両の大型化に伴うリニューアル工事の需要は根強く、M&A・アライアンス戦略も活用し積極的に需要を取り込んでまいります。加えて、アジア・中国の成長市場進出に向けての成長基盤づくりのため積極的な投資を推進してまいります。
戦略のポイント:
■2016年3月期の売上高500億円、営業利益45億円(営業利益率9%)を達成目標。既存事業のシステム建築事業(従来のプレハブ建築販売・リース)の伸び率を6%以上(2015/3月期以降)、立体駐車場事業(従来の立体駐車場販売・メンテナンス)の伸び率を15%以上(2015/3月期以降)見込み、粗利率の高いストックビジネス(立体駐車場メンテナンス等)の売上高比率を上げ、営業利益率の向上を図る。2016年にはストックビジネスで100億円の売上高を見込む。
■既存事業の営業推進策として内部組織体制の強化に加え、戦略的アライアンスを締結し営業力強化を推進。
・オリックスとの戦略的業務提携(2012年8月)
・小僧寿しとの戦略的業務提携(2012年8月)
・GEキャピタルとの戦略的業務提携(2012年9月)
・日本エスコンとの戦略的業務提携(2012年11月)
■強固な財務基盤を背景とした積極的なM&A(関連事業、駐車場メンテナンス会社、海外等)を推進し、2016年にはM&Aで約80億円の売上高を見込む。(内、2016年3月には小澤建設で約30億円)
■日本エスコンに戦略投資し、マンション協業事業、商業施設での協業事業の推進により、システム建築事業及び立体駐車場事業でのお互いの事業シナジー効果の最大化を図る。
■中国・アジア市場への本格進出を開始、パートナー企業の選定とM&Aも駆使し成長基盤を3年で構築。
■積極的な株主還元を推進、配当性向は2014/3期・2015/3期に30%とし、最終年度2016/3期には35%を目指す。
3年後のあるべき姿:(※添付の関連資料「添付資料(1)」を参照)
2.中期経営計画の3ヵ年数値目標
※添付の関連資料「添付資料(1)」を参照
以上
●日成ビルド工業中期経営計画 〜新たな成長ステージへの3ヵ年計画〜
(2014/3期−2016/3期)
※資料は添付の関連資料「添付資料(2)」を参照