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トレンドマイクロ、PCのデータ管理・保管に関するWebアンケート調査結果を発表
パソコントラブル、最も解決しにくいのは「データの消失・破損」
〜2人に1人の割合でデータ関連のトラブルを経験、解決できたのはその半数〜
トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証一部:4704)は、18歳以上の国内インターネットユーザ(男女問わず)を対象に、パソコンのデータ管理・保管に関するWebアンケート調査(以下、本調査)を、2010年11月26日から11月28日まで実施しました(有効回答数:696名)。
本調査において、ユーザの自宅でのパソコントラブルについて、「起動」や「ネットワーク」に関する経験が7割以上と多かった一方で、最も解決できなかったトラブルが「ファイル・データ」に関するものだったことが明らかになりました。また、「ファイル・データに関するトラブル」はユーザが経験した中で最も困った度合いの高かったトラブルという結果になりました。
パソコン内に保存しているデータとしては、写真データを保存しているユーザが約7割と最も多く、写真データを保存しているユーザの8割以上がコピーしたデータを保管しています。実際にデータをバックアップする媒体としては「USBメモリ」、「CD−R・DVD−R」や「外付けハードディスク」を利用していますが、「故障」、「作業の手間」、「容量不足」に不満、不安があります。
家庭ユーザにおけるファイル・データの管理は、ネットワーク・デバイスの発展に伴い、現在のパソコンや外部記憶媒体を中心とした環境から、今後はクラウドの選択肢が広がることが予想されます。実際には、データの内容や利用するシーンに応じて、従来のローカル環境でのファイル管理とクラウド・Webサービスを使い分け、併用する例が益々増えてくると考えられます。物理メディアであれ、Webサービスであれ、データをウイルスなどの外部の脅威から安全に守り、万一のトラブルの際にも安心して保管できる環境が求められます。
トレンドマイクロでは、物理メディア、クラウドの双方の環境において、ユーザが安心してデータを保存・利用できる製品・サービスの開発に努めて参ります。
●「ファイル・データに関するトラブル」を2人に1人が経験、その半数は「解決できず」
自宅で主に使っているパソコンのトラブルは、電源を入れても起動できない・起動が遅いなど「起動に関するトラブル」「ネットワークに関するトラブル」について7割以上のユーザが経験しているものの、解決できなかった割合では、「ファイル・データに関するトラブル」が1位となりました(グラフ1)。また、経験したトラブルのうちでユーザが困った度合いについても、ファイル・データに関するトラブルについて最も度合いの高い「かなり困った」とするユーザが47%以上存在し(グラフ2)、データ消失はユーザにとって影響の大きい問題であることが分かりました。
◆グラフ1:これまで経験したパソコンに関するトラブル(複数回答)
※添付の関連資料を参照
◆グラフ2:トラブル別の困った度合い(複数回答:経験したトラブルのみを回答)
※添付の関連資料を参照
●最も多くのユーザが保存しているのは「写真データ」
現状のバックアップ方法には「機器の故障」「作業の手間」「容量不足」が不満・不安の声も
パソコン内に保存しているデータについては、「デジカメで撮影した写真」が最も多く、趣味で作成したイラスト・音楽・動画と続きました(グラフ3)。写真データの保有ユーザに対して現在のファイルのバックアップ方法については、「USBメモリ」が47.5%で最も多く、ついで「CD−RやDVD−Rなどの光学メディア」、「外付けハードディスク」となり、多くのユーザが何らかの物理的なメディアにバックアップを行っていることが分かりました(グラフ4)。さらに、現状のバックアップ方法に対しての不満・不安な点については、「バックアップした機器の故障」42.9%、「バックアップを取るのが面倒」32.3%、「データ容量の不足」32.0%という結果になりました(グラフ5)。
◆グラフ3:PC内に保存しているデータ(n=696、複数回答)
※添付の関連資料を参照
◆グラフ4:写真データ保有ユーザのバックアップ方法(n=496、複数回答)
※添付の関連資料を参照
◆グラフ5:写真データ保有ユーザの現在のバックアップ方法に関する不満・不安(n=387、複数回答)
※添付の関連資料を参照
※本リリースに掲載されている内容は予告なく変更される場合があります。
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