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日本板硝子、欧州の自動車用ガラス加工2工場を閉鎖
欧州での自動車用ガラス加工拠点の一部閉鎖について
当社グループは、以下の通り、欧州での自動車用ガラス2工場を閉鎖する旨の提案を各々の現地の従業員代表に対しておこないましたのでお知らせします。
1.該当工場概要
(1)ウロヤルヴィ工場 (フィンランド)
(a)所在地:ウロヤルヴィ(フィンランド南部、ヘルシンキの北200km)
(b)事業内容:新車用・補修用自動車ガラスの加工
(c)製造設備:合わせガラス
(d)従業員数:約320名
(2)ウーリァ工場 (スウェーデン)
(a)所在地:ランツクルーナ(スウェーデン南西部、コペンハーゲン対岸)
(b)事業内容:新車用・補修用自動車ガラスの加工
(c)製造設備:強化ガラス
(d)従業員数:約100名
2.理由と内容
当社は、急速な景気後退に伴うヨーロッパ自動車産業の需要減少に対応するため、グループの自動車用ガラス加工拠点であるウロヤルヴィ,ウーリァの2工場を閉鎖することとし、現地工場の労働組合ならびに従業員に本日までにその提案を通知いたしました。閉鎖完了の時期は、2013年末迄を想定しています。
3.当該措置に関わる費用その他について(2工場計)
(1)費用合計:約31百万ユーロ(約31億円)[うち現金支出は約17百万ユーロ(約17億円)]
(2)実施後の増益効果:約14百万ユーロ(約14億円)/年
4.業績への影響
これら措置による費用は今期(2013年3月期)業績予想に反映済みであり、今回のアクションによる今期予想の修正はありません。
また、増益効果は、来期(2014年3月期)からその一部が発現する見込みです。
以 上