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電通総研、中間上流層対象の「消費行動・生活意識実態調査」結果を発表

2012-10-19

消費旺盛な353万世帯の中間上流層
なかでも約31.7万世帯の贅沢消費が日本の底力に



 電通総研は、世帯年収800万〜1500万円の“アッパーミドルクラス”を対象に「消費行動・生活意識実態調査」を実施しました。日本の全世帯(約4,863.8万世帯(※))の17.5%(推計約851.1万世帯)を占める中間上流層のうち、「高価格帯・高級ブランドのものを選ぶことがある」と答えた人は約4割(41.5%、推計約353.2万世帯)。この消費旺盛な層をさらに、あるジャンルの商品に集中的に投資する“特徴的な贅沢消費”をしている層(【特徴消費型】:本調査のうち28%、推計約98.9万世帯、平均世帯年収1,028.4万円)、していない層(【一般型】:63%、推計約222.5万世帯、平均世帯年収959.3万円)、多ジャンルに消費をする層(【全方位消費型】:9%、推計約31.7万世帯、平均世帯年収1,106.5万円)に分類し調査・分析を行いました。
 特徴的な贅沢消費としては、車・バイク・家電などの「耐久消費財こだわり派」、旅行やパーティーにお金をかける「遊び好き派」、ファッション・美容意識が高い「オシャレ好き派」、金融・保険商品に投資する「金融好き派」が入ります。これら4つのジャンルすべての要素を併せ持つ層を、「全方位消費型アッパーミドル」と名付けました。
 日本における消費の底力となるのは、今なお庶民感覚を持ちつつもメリハリをつけ、ハレの日の消費を楽しむ、「中の上」層です。彼らは無理にワンランク上に見せる消費はしませんが、決して堅実一辺倒ではなく、気持ちとお財布に少し余裕のある人たちです。そのような意識が最も顕著な”全方位消費型アッパーミドルクラス”の特徴が本調査を通じて明らかになりました。

 ※厚生労働省「平成22年国民生活基礎調査」より


【消費旺盛なアッパーミドルクラスの型別出現率】

 *グラフ資料は添付の関連資料「添付資料」を参照


【調査結果トピックス】
 “全方位消費型アッパーミドル”の素顔

 1.消費旺盛な半面、堅実マインドを持つ。 8割が「堅実な暮らしをしていると思う」。
 2.社交の場を大切にする。 6割が「お金は人と出会うために使うものだ」。
 3.自己流消費を好む。 「カスタマイズできるサービス」好きが8割超。
 4.たまにする贅沢を楽しむ。 7割が「記念日は高級レストランに行く」。
 5.ブランド観は二極化へ。 「セカンドライン」を好む一方、「高価格でも品質優先」。
 6.思い切りのいい一回当たり消費金額。 腕時計にかける平均金額は331,869円。
 7.質を落としたくないものはファッション。 身だしなみにきちんとお金をかける。



*以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照


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