ＫＶＨ、専用クラウド環境を柔軟に構築できる「ＫＶＨプライベートクラウドパッケージ」を提供

ＫＶＨ、プライベートクラウドパッケージの提供開始
−　高セキュリティ、高性能な専用クラウド環境を迅速、容易に構築　−



　ＫＶＨ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長　兼　ＣＥＯ：東瀬　エドワード、以下「ＫＶＨ」）は、信頼性の高い自社専用のプライベートクラウド環境を、迅速、柔軟に構築できる「ＫＶＨプライベートクラウドパッケージ」の提供を、本日より開始します。

　本パッケージは、ＫＶＨのクラウド構築、運用ノウハウを集積したクラウド基盤「ＫＶＨプライベートクラウド」の基本構成をあらかじめパッケージ化し、初期費用無料、月額料金６０万円（税抜）から提供します。これにより、セキュリティ、パフォーマンス、コントロールに優れた自社専用のプライベートクラウド環境の利用を、ＩＴ資産を持たずに、容易に開始することができる上、システム構築、運用におけるコストの低減を実現できます。

　パッケージの基本構成には、インターネット回線、ＩＰアドレス、ファイアウォール、レイヤ２スイッチ、物理サーバーに加え、クラウド環境全体の管理が可能なＷｅｂベースのクラウドコントローラーが含まれます。ＫＶＨが自社で開発したクラウドコントローラーは、直感的な操作に優れ、リソースの一元管理によるシステム利用の効率化が図れます。クラウドコントローラーを使うことで、物理サーバーおよび仮想サーバーの作成や設定変更、稼動率の低いサーバーリソースから稼動率の高いサーバーの増強リソースへの再利用、開発用サーバーの開発終了時におけるリソースプールからの即時払い出しなど、環境内のリソースを、自社で自由にコントロールすることができます。


　※画像は添付の関連資料「参考画像」を参照


　ＫＶＨプライベートクラウドパッケージ」は、ストレージや物理サーバーの追加、既存オンプレミス環境との併用など、ニーズに応じて柔軟なカスタマイズが可能で、企業の社内システム、バックアップ、ＢＣＰから、ゲームコンテンツ、ソーシャルアプリケーションコンテンツの開発やプラットフォームまで、多様な用途で利用できます。また、コントローラーの表示内容の変更などのお客様個別ニーズや、監視ツールなどの基本ミドルウェア３点までの初期設定も、パッケージ料金内での対応が可能です。

　ＫＶＨは、２０１０年６月より、拡張性、信頼性の高いパブリッククラウド型「ＫＶＨ　ＩａａＳ」を提供しており、高い安全性が求められる金融サービス分野や大規模なＳａａＳプラットフォームなど、その高品質なインフラならではの特性を生かした導入実績を有しています。今後は、「ＫＶＨ　ＩａａＳ」提供で培った経験と自社インフラの強みを生かし、新機能やサービスメニューの拡充により、プライベートクラウドの提供を強化していきます。

　なお、「ＫＶＨプライベートクラウドパッケージ」は、２０１２年１０月１０日から１２日まで東京ビッグサイトで開催される「ＩＴ　ｐｒｏ　ＥＸＰＯ　２０１２」で展示する予定です。



※以下、「サービスの基本構成」などリリースの詳細は添付の関連資料を参照



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