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三菱東京UFJ銀行、モビットの合弁関係解消でSMBCコンシューマーファイナンスと合意
株式会社モビットにおける合弁解消について
株式会社三菱東京UFJ銀行(頭取 平野信行(ひらののぶゆき))は、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(代表取締役社長 久保健(くぼけん))との間で、関係当局の認可を前提に、両社が共同出資する株式会社モビット(代表取締役社長 安岡正晃(やすおかまさあき))における合弁関係を、平成25年度下期中に、発展的に解消することについて、本日、基本合意いたしました。
併せて、三菱東京UFJ銀行とアコム株式会社(代表取締役社長 木下盛好(きのしたしげよし))は、関係当局の認可を前提に、上記合弁解消により三菱東京UFJ銀行が承継する、モビットの金融機関向け信用保証事業を、両社の合弁会社により共同運営する方向で検討を開始することについて、本日、基本合意いたしました。
1.合弁解消の理由
モビットは、旧株式会社三和銀行と、旧プロミス株式会社(現SMBCコンシューマーファイナンス)が中心となって、平成12年5月に設立した消費者金融事業者であり、現在、個人のお客さま向けのローン事業(以下「ローン事業」)と、金融機関向けの信用保証事業(以下「保証事業」)を併営しております。
設立来、既存の業態とは異なる商品設計に基づく新型ローンを開発するとともに、インターネット等のIT技術を積極的に活用し、ローン事業や保証事業で、新しいマーケットの創造に努めてまいりました。この結果、平成24年3月末時点の業容は、営業貸付金残高1,683億円、保証残高684億円となっております。
他方で、モビットの設立以降、改正貸金業法の施行や、金融機関による消費者金融事業への取り組み積極化等、消費者金融業界を取り巻く環境は大きく変容してまいりました。
このような状況下で、三菱東京UFJ銀行とSMBCコンシューマーファイナンスの2社において、今後のモビットの成長戦略について協議を重ねてまいりました結果、モビットの保証事業を三菱東京UFJ銀行が、ローン事業をSMBCコンシューマーファイナンスが承継することで、合弁関係を発展的に解消し、モビットで培ってきたお客さま基盤やノウハウをそれぞれの事業戦略の中で再構築して独自に成長を目指していくことが、双方の企業価値の最大化のために最善との結論に至ったものです。
※以下、「合弁解消の概要」などリリースの詳細は添付の関連資料を参照
【三菱東京UFJ銀行との信用保証事業の共同運営に関する基本合意のお知らせ】
※添付の関連資料「添付資料」を参照