イマコト

最新の記事から注目のキーワードをピックアップ!

Article Detail

OKI、大規模オフィス向けSIP−PBX「DISCOVERY neo」を販売開始

2012-09-26

OKI、大規模オフィス向けSIP−PBX「DISCOVERY neo(R)」を販売開始
〜高い信頼性と堅牢性、省エネを実現する次世代のオフィスコミュニケーションシステム〜



 OKIは、このたびアーキテクチャを一新した、大規模オフィス向けSIP−PBX(※1)「DISCOVERY neo(R)」を本日より販売開始します。本商品は、信頼性や堅牢性、豊富なPBX機能のほか、高い回線収容力を従来機種(※2)から継承し、スマートフォンなどのSIP端末収容機能を追加することにより、充実したユニファイドコミュニケーション(※3)(以下、UC)を実現するオフィスコミュニケーションシステムです。また、設置スペース・消費電力ともに従来機種と比較し、最大50%削減可能な省スペース・省エネを実現しました。なお、本商品の出荷開始は10月1日を予定しています。

 OKIは日本初の電気通信機器メーカーとして誕生して以来、130年以上にわたり一貫して日本の交換機・PBX市場を支えてきました。長年の通信事業者向け交換機の開発ノウハウの活用により、信頼性の高いシステムを提供することで大規模オフィス向けに多くの導入実績をもつとともに、先進のIP機能を取り入れた新しいコミュニケーションスタイルを提案してきました。

 昨年の東日本大震災以降、企業では事業継続性の意識が高まり、信頼性や環境への配慮、柔軟なワークスタイルの実現など、PBXに求めるニーズが変化しています。このような背景を踏まえ、今回提供する新商品では、従来機種の信頼性・堅牢性や豊富なPBX機能、高い回線収容力を継承しながら、省エネにも貢献できる環境にやさしいシステムとしました。また、スマートフォンの収容により、外出先やサテライトオフィス、お客様を効果的につなぐ、オフィスコミュニケーションの中核システムです。

 OKIはこれまで、多様化するオフィススタイルに対応したUCを提供するため「C3コンセプト」(※4)を提唱し、商品開発を進めてきました。今後も、このコンセプトが企業の競争優位を確立するものとし、新商品「DISCOVERY neo」を含むPBXとコールセンター、ビデオ会議との連携をより強固にしていくことで、さまざまな場所・シーンに広がり続ける企業活動を支えていきます。

 ◇商品画像は添付の関連資料を参照


【「DISCOVERY neo」販売計画】
 標準価格(日本国内、税抜き) 1,000ユーザーモデルで2,500万円〜
 出荷時期:2012年10月1日
 販売目標:2014年度末まで1,000セット


【主なリリース機能】
 ■環境に優しいシステム
  電話機の収容効率を高めるとともに、回線ユニットの収容数を拡張しました。これにより設置スペース・消費電力ともに従来機種と比較して最大50%削減可能な省スペース・省エネを実現しました。また、制御部へのSSD(※5)の採用や、停電時用バッテリーに長寿命タイプ(オプション)を利用することで、定期的なメンテナンスに要する手間やコストを大幅に削減することができます。

 ■長年培ってきた従来機能と高い信頼性を継承
  従来機種の約700種の豊富なPBX機能をすべて継承しながら、各種SIP端末を収容することで、さまざまなコミュニケーションに柔軟に対応できます。また、従来機種の約80種におよぶ回線パッケージをはじめ、各種電話機の継続利用が可能なため、リプレース時の導入コストを大幅に削減できます。さらに制御部や回線ユニットの各種パッケージの冗長構成により、安心してご利用いただける信頼性の高いシステムです。

 ■すべてのオフィスワーカーをつなげるコミュニケーションの実現
  サテライトオフィス(支社・支店)の収容をはじめ、IPテレフォニーサーバー「SS9100」やIP−PBX「IPstage(R)シリーズ」とのSIP連携など、IPネットワークを介した内線ネットワークを構築できます。また、スマートフォンの内線収容やクラウドサービス「EXaaS(TM) Mobile Desk」(※6)との連携、ソフトフォンによるプレゼンス確認・TV会議など、UCを実現する多彩なコラボレーション機能をご利用いただけます。本格的なビデオ会議でBCP(事業継続計画)対策にも効力を発揮する「Visual Nexus(R)」や、柔軟かつ迅速なお客様対応が可能な国内シェアNo.1のコールセンターシステム「CTstage(R) 5i」ともつながります。

 ■あらゆるビジネスシーンに即した適切なコミュニケーション
  携帯キャリア各社の「FMCサービス」や、通信キャリア各社の高音質で信頼性の高いIP電話サービスとの接続により、業務効率化と通信コスト削減が図れます。また、業界最長クラスの長時間通話を実現したデジタルコードレス電話機「UM7700」と、ホテルや病院(ナースコールシステム)向けのソリューション連携で、CS向上に貢献します。さらに、実績の高い「Com@WILL」のAPI公開により、お客様のニーズにきめ細かく対応する業務アプリケーションを容易に開発できます。


【用語解説】
 ※1:SIP−PBX
  SIP(Session Initiation Protocol)はIPネットワーク上の双方向リアルタイム通信で使われるプロトコルで、IP電話やビデオ会議、チャットなどのさまざまなコミュニケーション端末で採用されています。OKIでは、従来型IP−PBXに比べ、より多くのSIP対応の端末を収容でき、UCも強化したPBXを「SIP−PBX」としてご提案しています。

 ※2:従来機種
  当社製IP−PBX「DISCOVERYシリーズ」を指します。

 ※3:ユニファイドコミュニケーション(UC)
  電話、メール、モバイル、ビデオ会議などのさまざまなコミュニケーション手段を、IPネットワークに統合することを指します。人と人をつなぐシームレスなコミュニケーション環境、時間と場所を選ばないオフィス環境、お客様との密接な関係を作るコンタクト環境が実現できます。

 ※4:C3コンセプト
  競争優位確立のためのUCには、"安心・安全"なICTインフラをベースに、3つのC(Contact、Communication、Convergence)の実現が必要とOKIは考えています。OKIではこれを「C3コンセプト」と名付け、このコンセプトに基づいた商品開発を行っています。
  「C3コンセプト」紹介サイト:http://www.oki.com/jp/telecom/unifiedcom/

 ※5:SSD(Solid State Drive)
  フラッシュメモリを用いたドライブ装置です。ハードディスクタイプ(モーター内蔵)に比べて消費電力が少ない、耐久性が高いという利点があります。

 ※6:EXaaS Mobile Desk
  社内のドキュメントやメール、業務システムをスマートフォンに情報を残すことなく、いつでもどこでも安心して利用できるOKIのクラウドサービスです。
  「EXaaS Mobile Desk」紹介サイト:http://www.oki.com/jp/cloud/service/sws/mobiledesk.html


【リリース関連リンク】
 SIP−PBX「DISCOVERY neo」紹介サイト:http://www.oki.com/jp/IPtel/product/dneo/


沖電気工業株式会社は、通称をOKIとします。
*CTstage、DISCOVERY neo、IPstage、Visual Nexusは、沖電気工業株式会社の登録商標です。
*EXaaSは、沖電気工業株式会社の商標です。
*その他、記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。


<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
 OKI 通信システム事業本部 企業ネットワークシステム事業部
 マーケティング部 プロモーションチーム
 お問い合わせ先サイト:http://www.oki.com/jp/IPtel/


Related Contents

関連書籍

  • 死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    詩歩2013-07-31

    Amazon Kindle版
  • 星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    前田 徳彦2014-09-02

    Amazon Kindle版
  • ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    大久保 明2014-08-12

    Amazon Kindle版
  • BLUE MOMENT

    BLUE MOMENT

    吉村 和敏2007-12-13

    Amazon Kindle版