イオン、子会社がサイクル事業の新会社「イオンバイク」を設立

ＧＭＳ改革“専門店化”初の分社化！

９／２１（金）イオンの自転車専門店「イオンバイク」新会社設立

２０１５年度末に１，０００店舗体制へ向けて出店を加速



　当社子会社のイオンリテール株式会社は、本日サイクル事業の一部を分割し、新会社「イオンバイク株式会社」（以下、イオンバイク）に事業を承継しましたのでご案内いたします。

　＊画像は添付の関連資料「参考画像」を参照


【「イオンバイク」設立の目的】
　〜イオンの「専門店化」推進の経緯〜
　　イオンは、お客さまの多様化するライフスタイルやニーズにお応えするべく、現在、総合スーパー（以下、ＧＭＳ）事業改革を推進、その柱の一つとして広い売場面積で専門性の高い品揃えやサービスをご提供する売場の「専門店化」に取り組んでいます。このたび設立した「イオンバイク」は、この「専門店化」の取り組みが結実した新会社第一号となります。

　〜イオンの自転車カテゴリー強化の背景〜
　　“環境への配慮”や“健康”への関心が高まる中、生活者に一番身近な乗り物である自転車は、移動手段としてのみならず趣味として楽しまれる方が年々増加し、お客さまのライフスタイルに合わせた様々なタイプの自転車が登場するなど、今後も高い成長が見込まれる有望なカテゴリーです。

　〜女性向けパーツも展開。多彩なブランド、車種を取り揃え、多様化するニーズに対応〜
　　「イオンバイク」は、従来の２倍以上の広い売場面積を確保し、イオンのブランド「トップバリュ」や世界ナンバーワンシェアを誇る自転車メーカー「ジャイアントグループ」の「ｍｏｍｅｎｔｕｍ（モーメンタム）」など、国内外各ブランドのスポーツサイクルやクロスバイク、ミニベロ、電動アシストサイクルなど多彩な車種を豊富に取り揃えます。自転車本体の他にも、パステルカラーのサドルやペダルなど女性のカスタマイズ志向に対応したパーツやアパレル洋品、更にはスキンケア化粧品などの品揃えも充実させ、老若男女を問わず全ての世代のお客さまのサイクルライフをトータルでサポートします。

　〜豊かな知識と確かな技術を持つ「イオンサイクルアドバイザー」を配置〜
　　公益財団法人日本交通管理技術協会の認定資格「自転車安全整備士」などに加え、高い接客応対の基準を定めた社内資格「イオンサイクルアドバイザー」の有資格者が、豊かな知識と確かな技術でお客さま一人ひとりにあったワンランク上のサービスとアドバイス、そして「安全・安心」をご提供します。

　〜日本最大の自転車専門店へ。２０１５年度末に１，０００店舗体制を構築〜
　　「イオンバイク」は、店舗開発力や自社物流網、商品検査機関、盗難保険など各種保険をご提供する総合金融事業などグループが有する経営資源を活用し、現在の１６０店舗体制から２０１５年度末には１，０００店舗体制を構築、日本最大の自転車専門店への成長をめざします。

　〜「自転車」に続き「リカー」「手芸」など様々なカテゴリーで「専門店化」を加速〜
　　イオンは、「イオンバイク」の分社化を契機に、リカーや手芸など他のカテゴリーについても「専門店化」に向けた取り組みを加速し、多彩な商品群や高い専門性を有する人材が結集したこれまでにない新しいＧＭＳ業態を確立してまいります。


【新会社の概要】
　（１）会社設立日：２０１２年９月２１日
　（２）分割の概要：イオンリテール株式会社からの新設分割
　（３）商号：イオンバイク株式会社（ＡＥＯＮＢＩＫＥ　ＣＯ．，ＬＴＤ．）
　（４）代表者：岡内　祐一郎（おかうち　ゆういちろう）
　（５）本社所在地：千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目４番地
　（６）事業内容：総合自転車店等の展開および運営、自転車関連事業の開発
　（７）決算日：２月末日
　（８）出資金：５千万円
　（９）株主：イオンリテール株式会社（１００％）
　（１０）運営店舗数：関東エリアのイオンバイク路面店舗２８店舗
　　　　　※全国の「イオンバイク」１６０店舗のうち関東エリア２８店舗を運営


【「イオンサイクルアドバイザー」について】
　「イオンサイクルアドバイザー」は、「安全・安心」な自転車をお客さまのライフスタイルに合わせて整備、ご提案できる専門販売員です。
　公益財団法人日本交通管理技術協会の認定資格である「自転車安全整備士」と財団法人日本車両検査協会「自転車技師」の双方の資格取得が受験資格となります。自転車に関する交通法規や特性、接客応対などの学科教習と分解・組み立てや修理などの実技実習など１０項目ものカリキュラムを修了し、学科と実技試験を経て認定された従業員です。
　現在、イオンサイクルアドバイザー資格者はグループ全体で約１，０００名おり、２０１５年度末までに２，０００名体制とする計画です。