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JFEスチール、西日本製鉄所(福山地区)の第5連続焼鈍ラインを稼動
西日本製鉄所(福山地区)第5連続焼鈍ラインが稼動
〜容器用高級鋼板の高品質化への対応とCO2排出削減〜
当社は本日、西日本製鉄所(福山地区)において第5連続焼鈍ライン(Continuous Annealing Line)の営業運転を開始しました。本設備は2008年12月に建設を開始し、本年11月に完工しましたが、その後の試運転を経て、設備の順調な稼動を確認し、本日の営業運転開始に至りました。
今般稼動した連続焼鈍ラインは、食缶、飲料缶をはじめとする容器用高級鋼板の更なる高品質化や薄肉化への対応、ならびに生産効率の向上を目的に170億円を投じて建設したものです。本ラインの稼動は、当該分野における競争力の強化のみならず、エネルギー効率の改善によりCO2排出量の削減にも寄与します。
当社はこれからも容器用高級鋼板分野をはじめとして、お客様の高度化する様々なニーズにお応えしてまいります。
【設備の概要】
(1)設備仕様
〔1〕生産能力 40千トン/月
〔2〕板 厚 0.15mm〜0.60mm
〔3〕板 幅 610mm〜1,270mm
〔4〕精整設備 調質圧延、トリマー、オイラー
(2)製造品種 容器用鋼板
※参考画像は、添付の関連資料を参照
以 上