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旭化成ホームズ、「ヘーベルハウス フレックス」の生産能力を増強
「ヘーベルハウス フレックス」の生産能力増強について
旭化成ホームズ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:平居 正仁)は、本年1月にリニューアルして発売した「ヘーベルハウス フレックス」の販売が好調に推移していることから、この度、当社の鉄骨躯体製造拠点である旭化成住工株式会社(本社:滋賀県東近江市、代表取締役社長:今泉 憲次)での該当商品の生産能力を増強しますのでお知らせいたします。
I.背景
当社では、本年1月に3階建住宅の主力をハイパーフレーム(鉄骨軸組制震フレーム)構造の商品から、構造上大空間を実現しやすく優れた特性とフレキシビリティに富む、重量鉄骨システムラーメン構造による商品に置き換えることを目的に「ヘーベルハウス フレックスG3」を発売いたしました。
発売当初、このシステムラーメン構造による建物については年間500棟を販売目標としておりましたが、10月までの10ヶ月間で約780棟を受注しました。更に11月には同躯体システムによる商品として、より一層敷地対応力を強化した「ヘーベルハウス フレックス モナド」を発売したことから、一層の受注増を予想しております。
当社の鉄骨躯体については旭化成住工株式会社滋賀工場にて生産しておりますが、同商品(フレックス)に使用する鉄骨躯体の生産能力が不足するため生産設備の増強を実施いたします。
II.「ヘーベルハウス フレックス」増産計画の概要
1.操業計画:2010年12月、新生産ライン稼動
※ この度のライン増設に伴い、断熱材プレカットと寄棟屋根パネル等の生産スペースの移設が必要となりました。その移設先として新工場棟を建設いたしました。(2010年11月5日竣工、床面積5,915m2)
2.生産能力:新生産ライン 470棟/年
既存生産ライン 410棟/年(合計 880棟/年)
3.生産計画:2010年度 830棟/年
4.投資額:8億円
III.旭化成住工株式会社の概要(2010年4月1日現在)
1.住所:滋賀県東近江市湯屋町1番地
2.設立:1963年12月
3.資本金:28億2,000万円(旭化成ホームズ株式会社100%出資)
4.売上高:186億円(2009年度実績)
5.事業内容:ヘーベルハウス用躯体鉄骨部材等の製造
6.生産能力:600棟/月
以上