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三菱商事、ジェットスター・ジャパンにエアバス社製A320−200型の航空機5機をリース

2012-07-07

ジェットスター・ジャパン向け航空機リースについて



 三菱商事株式会社(以下「当社」)は、100%出資するMCアビエーション・パートナーズ(以下「MCAP」)を通じて、ジェットスター・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木みゆき、以下「ジェットスター・ジャパン」)へ、エアバス社製A320−200型の航空機5機をリースすることを決定しましたので、お知らせ致します。

 A320−200型機は、小型旅客機ながら胴体幅が広く、乗客の乗り降りの時間が短縮できることから、迅速なターンアラウンド(到着後出発迄の時間)を実現します。さらに、燃費効率が高く、運航コストの抑制が不可欠なLCC事業にとって、ボーイング社製B737−800型機と並び最適な機種と言えます。今回、MCAPがジェットスター・ジャパンへリースする5機は、2013年度中に新しく製造するA320−200型機となります。

 世界の航空輸送市場は、新興国の高い経済成長を背景に、今後も継続的な成長が期待されており、民間航空機は現在の約2万機から、今後20年の間に倍増すると言われています。リースによる民間航空機の調達は拡大傾向にあり、現在の30%強から今後10年の間に40%前後まで拡大すると予想されています。

 当社は、航空機リースを成長分野と位置づけ、東京、ロサンジェルスダブリンを拠点とするMCAPを中心に事業を拡大し、航空会社の経営課題である初期投資の抑制とフリート計画(*)の柔軟性の実現に貢献してきました。今後も航空機リース事業をはじめとする当社の航空関連事業を通じ、航空産業界に幅広いソリューションを提供して参ります。

 (*)運航機の導入計画。運航路線の拡大や老朽機の退役に伴い、必要となる運航機の機種を選定し、導入の時期を計画すること。


<参考資料>

[ジェットスター・ジャパン株式会社について]
 ジェットスター・ジャパンは2012年7月より東京、大阪、札幌、福岡、沖縄間に就航予定のLCC(格安航空会社)であり、2013年中には短距離国際線の運航開始(関係当局の承認を前提とする)を予定しています。国内線就航時には、A320型新造機(180席)3機で運航を開始し、その後3年間で運航機材を24機まで増強する予定です。なお、ジェットスター・ジャパンには豪カンタスグループ、日本航空株式会社、三菱商事株式会社、東京センチュリー株式会社が出資しています。

[MCアビエーション・パートナーズについて]
 本社:東京都千代田区丸の内一丁目3番1号東京銀行協会ビル9階
 設立:2008年8月
 資本金:4億7千万円
 事業内容:航空機リース
 保有機数:87機
 従業員数:65名
 代表者:中西 博
 (2012年5月1日時点)

[エアバス社製A320−200型機について]
 最大離陸重量:77,000kg
 全幅:34.1m
 全長:37.6m
 全高:11.8m
 胴体幅:3.7m
 航続距離:6,150km
 巡航速度:863km/時
 座席数:180席(全席レザー)


以 上

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