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東京ガス、豪プルートLNGプロジェクトからの液化天然ガスを受け入れ
プルートLNGプロジェクトからのLNG(液化天然ガス)の受け入れについて
東京ガス株式会社(社長:岡本毅、以下「東京ガス」)は、本日、ウッドサイド・エナジー社(代表者:ピーター・コールマン、以下「ウッドサイド」)が西オーストラリア州で推進しているプルートLNGプロジェクト(以下「本プロジェクト」)から生産されたLNG(液化天然ガス)を東京ガス袖ヶ浦工場(千葉県袖ヶ浦市)に受け入れました。
東京ガスが本プロジェクトのLNGを受け入れるのは、初めてのこととなります。
本プロジェクトは、西オーストラリア州北西部カラサ沖合において、本年4月に生産を開始したプロジェクトで、東京ガスは、2007年8月に権益売買契約書とLNG売買契約書を締結しました。
本日受け入れたLNGは、東京ガスのLNG船「エネルギーホライズン号」で輸送しており、積み込まれたLNGは、約7.8万トンです。LNG約7.8万トンは、都市ガスとして供給する場合は、一般のご家庭の年間使用量の約25万件分に相当します。
東京ガスが権益を取得したプロジェクトからのLNG受け入れは、ダーウィンLNGプロジェクトに次いで2例目となります。また本プロジェクトからの受け入れにより、東京ガスは、現時点で6カ国11プロジェクトからLNGを受け入れることとなります。
東京ガスは、今後も供給安定性、価格、柔軟性のバランスに配慮しつつ、「チャレンジ2020ビジョン」で掲げた、調達先や海外上流事業のさらなる多様化・拡大に積極的に取組んでまいります。
*参考画像は添付の関連資料を参照
以上
<参考資料>
【プルート・ガス田を含むプルート鉱区およびプルートLNGプロジェクトの概要】
位置:オーストラリア 西オーストラリア州北西部カラサ沖合190km
埋蔵量:天然ガス 約5兆立方フィート
供給数量:430万トン/年
参加企業:
ウッドサイド・バラップ社(ウッドサイド・100%子会社) 90%
関電オーストラリア社(関西電力100%子会社) 5%
東京ガスプルート社(東京ガス100%子会社) 5%
〔プルート・ガス田を含むプルート鉱区〕
*地図は添付の関連資料「添付資料」を参照
【LNG売買契約の概要】
売主:プルート・エルエヌジー社(LNG販売事業会社)
買主:東京ガス株式会社
契約期間:2024年度まで(15年間)
契約数量:150〜175万トン/年
売渡条件:FOB(一部Ex−shipを含む)