Article Detail
三菱レイヨングループ、医薬品・機能性食品分野の分離精製事業強化で専門組織を新設
分離精製センターの新設による分離精製事業の強化について
三菱レイヨン株式会社(本社:東京都千代田区、社長:越智仁)のグループ会社である日本錬水株式会社(本社:東京都豊島区、社長:黒坂康雄、以下「日本錬水」)は、医薬品・機能性食品分野における分離精製事業の拡大を目指し、4月1日付けで専門組織『分離精製センター』を新設し、三菱化学株式会社(以下「三菱化学」)黒崎事業所内において研究施設の建設に着手しました。
日本錬水は、三菱化学のイオン交換樹脂《ダイヤイオン》《セパビーズ》の総販売代理店として、イオン交換樹脂や水処理用化学薬品の販売、関連装置の設計、製作、販売、運転、メンテナンスの業務を行う総合水処理会社です。
バイオ医薬品や天然の機能性食品、ファインケミカル分野を中心とする顧客において、初期開発段階での高付加価値物質の分離精製ニーズが増加しております。日本錬水は、これら顧客に向け、今般新設する分離精製センターを活用し、分離精製プロセスの開発受託サービスや市場開拓用サンプルの試作サービスを提供していきます。分離精製センターは、イオン交換樹脂《ダイヤイオン》《セパビーズ》の製造・開発拠点である三菱化学黒崎事業所内に立地しており、日本錬水は三菱化学と連携して、より効率的に顧客のプロセス開発を支援することが可能になります。
<新設する分離精製センターの概要>
完成時期 :2012年8月末(予定)
建設地 :三菱化学株式会社黒崎事業所内
受託案件数目標:年間20件のプロセス開発テーマを受託
年間売上目標:20億円(2015年以降分離精製事業で)