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東洋ゴム、新低燃費タイヤ「ナノエナジー・ゼロ」を発売
NANOENERGY 0(ナノエナジー・ゼロ)(*1) 発売開始
最高峰の低燃費フラッグシップタイヤ 誕生
*1:NANOENERGY 0のロゴは添付の関連資料を参照
東洋ゴム工業株式会社(社長:中倉健二)は、国内タイヤラベリング制度(※1)が定める転がり抵抗係数、およびウェットグリップ性能という両基準において最上位等級を達成した低燃費タイヤ(※2)を新たに開発しました。今回、低燃費タイヤNANOENERGYブランドの新商品として、「NANOENERGY 0(ナノエナジー・ゼロ)」を本年7月2日より発売することになりましたのでお知らせいたします。
世界的にも低燃費タイヤの普及が先行している日本市場において、「転がり抵抗性能AAA/ウェットグリップ性能a」という最高峰の環境性能を有したタイヤの発売は、これが初めて(※3)となります。
NANOENERGYは、タイヤのゴム材料開発をナノレベルで制御する当社独自の材料設計基盤技術「Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)」を駆使した、当社の新低燃費タイヤブランドです。
現在、「転がり抵抗性能AAA/ウェットグリップ性能b」の評価を日本で初めて取得した「NANOENERGY 1(ナノエナジー・ワン)」を本年2月より、また、「転がり抵抗性能AAA/ウェットグリップ性能c」を取得した「NANOENERGY 2(ナノエナジー・ツー)」を本年6月よりそれぞれ発売し、高品位な低燃費タイヤラインナップの充実を図ってきました。
さらに、本年10月より順次、欧州各国へも両商品の供給展開を計画しています。
*2:製品画像は添付の関連資料を参照
今回、転がり抵抗性能ですでに達成している最高グレードのAAAを維持しながら、日常走行でのウェット路面、ドライ路面におけるブレーキ性能をもう一段高めるというさらなる技術革新が求められました。
Nano Balance Technologyを駆使し、高次元での材料配合における制御の最適化、設計の高精度化、および加工の工夫などを図ったことにより、グリップ力(ブレーキ性能)と転がり抵抗性能を最高基準で両立させたNANOENERGY 0を実現することができました。
これをNANOENERGYシリーズのフラッグシップ商品として、いち早く国内市場に投入してまいります。
■商品の展開
商品名 :NANOENERGY 0
環境性能基準:転がり抵抗性能 :AAA
ウェットグリップ性能:a
サイズ展開 :195/65R15 91H
発売日 :2012年7月2日
■商品の特長
1.最高グレードの転がり抵抗
当社独自の材料設計基盤技術Nano Balance Technologyを駆使し、ウェットグリップ性能の向上に伴うエネルギーロスを再度改善し、転がり抵抗性能最高グレードであるAAAの維持を図りました。
2.最高グレードのウェット性能
新たに開発したスーパーグリップポリマーなど配合材料の質的改良、タイヤのリブ幅の最適化や周方向サイプ配置といったデザインの工夫により、タイヤ制動時接地圧分布の均一化を図り、ウェット性能最高グレードaを実現しました。
*3:参考画像は添付の関連資料を参照
(1)スーパーアクティブポリマー増量 ⇒ フィラー分散性を改良し転がり抵抗を軽減
(2)スーパーグリップポリマー採用 ⇒ ウェットグリップを向上
以 上
【注】
※1:「低燃費タイヤ」とは
転がり抵抗係数の等級がA以上で、ウェットグリップ性能の等級がa〜dの範囲内にあるもので、低燃費タイヤ統一マークである「(*4)」が表示されたタイヤです。
*4:「低燃費タイヤ統一マーク」は添付の関連資料を参照
※2:タイヤラベリング(表示方法)制度とは
一般社団法人日本自動車タイヤ協会(JATMA)が業界自主基準として策定し、転がり抵抗性能とウェットグリップ性能の両性能ともある一定値を満たすタイヤを「低燃費タイヤ」として定義づけするとともに、消費者に対し適切な情報提供をする表示方法(ラベリング)の制度です。詳細はJATMAホームページをご参照ください。
http://www.jatma.or.jp/
※3:国内初
2012年6月27日発表現在においての想定です。