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日商エレクトロニクス、ジュニパーネットワークス製データセンター・ファブリックQFXシリーズの最新モデルを販売
日商エレ、ジュニパーネットワークス製データセンター・ファブリック
QFXシリーズのラインナップを拡充
〜最新モデル「QFX3600−I」「QFX3600」により
データセンター向けソリューションを強化〜
日商エレクトロニクス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:瓦谷 晋一、以下、日商エレ)は、ジュニパーネットワークス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:マット・コロン、以下、ジュニパーネットワークス)のデータセンター・ファブリックQFXシリーズ最新モデルである「QFX3600−I」「QFX3600」の販売を本日より開始(※)します。
※出荷は7月以降に開始します。
QFXシリーズは、バックプレーンに相当するQF/Interconnect、インターフェースカードに相当するQF/Node、マネジメントプレーンに相当するQF/Directorの3コンポーネントから形成されるデータセンター・ファブリックスイッチです。高ポート密度、低遅延、低消費電力に優れ、クラウドネットワークやビッグデータに対応するフラットなネットワーク・アーキテクチャを実現します。
*製品画像は、添付の関連資料を参照
<特長>
■QFX3600−I
「QFX3600−I」は、QF/Interconnect機能を担い、従来モデルの「QFX3008」の役割に相当します。従来モデルの約1/20というコンパクトサイズ(1U)でありながら、16ポートの40G QSFPポートまたは48ポートの10G SFPポートを収容可能で、最大16台のQF/Nodeとの接続が可能です。これにより、データセンター事業者は事業規模に合わせたスモールスタートが可能でありながら、最大768ポートの10Gを収容する拡張性を確保できます。
■QFX3600
「QFX3600」は、QF/Node機能を担い、従来モデル「QFX3500」の上位モデルに相当します。「QFX3600−I」と同一外観のコンパクトサイズでありながら、従来モデルの4倍にあたる40G QSFPポートを収容可能であるため、将来的に40G QSFPポート対応のサーバーと接続が可能です。これにより、増大するサーバースペック需要にも柔軟に対応します。さらに、「QFX3008」と組み合わせることで、ノンブロッキング(ワイヤーレート)で最大2048ポートの10Gネットワークを構成することができます。
<今後の展望>
現在、クラウドサービスはもちろんのこと、スマートデバイスの急速な普及に伴うモバイルトラフィックの増大により、データセンターに求められる基盤要件は日々進化しています。事業者にとって、トラフィックの増加と収益性のバランスを保つことが極めて困難になっている中、いかにシンプルに、コストを抑制し、高品質なサービスを提供するかが重要な課題です。日商エレは、これらの課題に対して、これまで培ってきたデータセンター・コアネットワーク、サーバー、ストレージ、仮想化およびシステムインテグレーションノウハウとQFXシリーズを組み合わせることで、お客さまに最適なソリューションをご提供します。
<日商エレクトロニクスについて>
日商エレは、国内でいち早くジュニパーネットワークスの販売代理店となり、大手通信事業者およびサービスプロバイダーのお客さま、学術・公共およびエンタープライズのお客さま向けに、コアルーティングプラットフォームM/T/MXシリーズをはじめ、イーサネットスイッチEXシリーズ、サービス・ゲートウェイSRXシリーズなど、数多くの導入実績をつくり上げてきました。
2012年1月には、アジア太平洋地域でジュニパーネットワークスの製品導入やカスタマーサービスに最も貢献したパートナー1社が表彰される「アジア太平洋地域 Service Partner of the Year 2011」を同地域パートナーでは初の3年連続で受賞しました。
2011年11月には、ジュニパーネットワークスと共同で同社製品への総合的な技術サポートを提供する新会社「ジェイネットワークイニシアティブ株式会社」を設立し、日商エレの技術支援力、製品・ソリューションの知識・提案力を生かし、エンタープライズ市場とデータセンター市場へ向けた、ジュニパーネットワークス製品導入のサポートを強化しています。
*記載されている会社名、製品名は、各社の商標、もしくは登録商標です。