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川崎重工、ベネズエラ海上天然ガスプラットフォーム向け1.5MWガスタービン発電設備を受注

2012-06-15

ベネズエラの海上天然ガスプラットフォーム向けガスタービン発電設備3台を受注



 川崎重工は、米国のガスタービン販売・サービス拠点であるカワサキガスタービン・アメリカズ社(KGT−A:Kawasaki Gas Turbine−Americas、米国・ヒューストン)を通じて、ベネズエラの海上に建設される天然ガスプラットフォーム向け1.5MWガスタービン発電設備3台を、世界有数のエンジニアリング会社であるテクニップ社(フランス)の米国現地法人テクニップUSA社(Technip USA Inc.)より受注しました。
 海外における海上プラットフォーム向けガスタービン発電設備としては初受注で、2013年夏頃にテクニップUSA社へ納入します。

 今回受注した設備は、自社開発のカワサキガスタービン「M1A−13A」を搭載する、天然ガスおよび軽油のデュアル燃料焚きが可能なガスタービン発電設備「GPB15」3台です。当社が「M1A−13A」を製造し、KGT−Aが発電設備の組立を担当します。

 本設備は、ベネズエラの国営石油会社であるペトロレオス・デ・ベネズエラ(PDVSA:Petroleos de Venezuela S.A.)が進めているスクレ州パリア半島の沖合約40km、水深100mから130mに広がる マリスカル・スクレ・ドラゴン・アンド・パタオ(Mariscal Sucre Dragon and Patao)ガス油田の開発に伴う、海上天然ガス圧送設備の主電源装置として設置されます。

 「M1A−13」は1988年の初納入以来、国内外に400台以上の納入実績を誇り、市場で高い評価を得ています。今回の当社製ガスタービン発電設備の採用は、海上プラットフォームという過酷な運用環境であることから、当社発電設備の優れた信頼性が評価されたものです。

当社は、純国産・自社開発のガスタービンの高い技術力と、豊富な納入実績に基づく優れた信頼性を活かし、今後も世界の石油・ガス市場でのガスタービン発電設備の市場開拓を強化していきます。
 また、米国のほか、欧州、東南アジア、中東、日本を含むアジア極東地域においても現地販売拠点を活用し、世界5極体制にてガスタービン事業を積極的に展開していきます。


以上


 ※参考画像は添付の関連資料を参照

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