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IDC Japan、国内製品別IT市場予測を発表
国内製品別IT市場予測を発表
・2011年の国内IT市場規模は、前年比1.0%減、13兆967億円、国内ICT市場規模は、前年比0.9%減、24兆4,045億円
・2011年〜2016年のIT市場年間平均成長率は0.4%、2016年IT市場は13兆3,519億円、ICT市場年間平均成長率は0.1%、2016年ICT市場は24兆5,622億円と予測
・スマートフォン、タブレット&eReader、ITサービス、ソフトウェア、ストレージ、データ通信サービスが市場をけん引
・IDCが提唱する"第3のITプラットフォーム"(クラウド、モビリティ、ソーシャル、ビッグデータ)に関連した製品が今後のIT市場、ICT市場をリードする
IT専門調査会社IDC Japan株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03−3556−4760)は、国内製品別IT市場2011年第4四半期(10〜12月)の実績と2012年〜2016年の市場予測を発表しました。これによると2011年の国内IT市場規模は13兆967億円、前年比成長率はマイナス1.0%となりました。国内IT市場に通信サービスを加えた国内ICT市場は24兆4,045億円、前年比成長率はマイナス0.9%となりました。
2011年の国内景気は、大震災とその後の一連の事象、欧州財政問題の影響、タイの洪水などによって低迷しました。それに伴い国内IT市場、国内ICT市場ともにマイナス成長となりました。
2012年は、復興財政支出や金融緩和によって景気が浮揚し、スマートフォン、タブレット&eReader、ITサービス、ソフトウェア、ストレージ、データ通信サービスが成長し、国内IT市場、国内ICT市場ともにプラス成長となります。2012年の国内IT市場規模は、13兆2,452億円、前年比成長率を1.1%と予測します。2012年の国内ICT市場規模24兆5,652億円は、前年比成長率を0.7%と予測します。
国内IT市場の2011年〜2016年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は0.4%、国内ICT市場は0.1%と予測しています。2016年の国内IT市場規模は13兆3,519億円、国内ICT市場規模は24兆5,622億円と予測します。
IDC Japan ITスペンディング/ソフトウェア&セキュリティ グループディレクターの和田 英穂は「今後のIT市場/ICT市場の成長は、IDCが提唱する"第3のITプラットフォーム"(クラウド、モビリティ、ソーシャル、ビッグデータ)に関連した製品がリードする。ITベンダーは第3のITプラットフォームへ早期に取り組むことが生き残りに必須である」と分析しています。
今回の発表はIDCが発行したレポート「国内製品別IT市場 2011年第4四半期の実績と2012年〜2016年の予測」(J12090301)にその詳細が報告されています。本レポートでは、国内ICT市場を製品セグメント別に分類し、市場動向と市場規模の予測を行っています。
【レポートの詳細についてはIDC Japanへお問い合わせ下さい】
<参考資料> 国内ICT市場実績と予測: 2011年〜2016年
※添付の関連資料を参照
<IDC社 概要>
International Data Corporation(IDC)は、ITおよび通信分野に関する調査・分析、アドバイザリーサービス、イベントを提供するグローバル企業です。48年にわたり、IDCは、世界中の企業経営者、IT専門家、機関投資家に、テクノロジー導入や経営戦略策定などの意思決定を行う上で不可欠な、客観的な情報やコンサルティングを提供してきました。
現在、110か国以上を対象として、1,000人を超えるアナリストが、世界規模、地域別、国別での市場動向の調査・分析および市場予測を行っています。
IDCは世界をリードするテクノロジーメディア(出版)、調査会社、イベントを擁するIDG(インターナショナル・データ・グループ)の系列会社です。
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