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バンドー化学、絶縁抵抗性能を向上させたゴム製ロングシンクロベルトS8Mタイプを発売
ロングシンクロベルトS8Mタイプ「高電気抵抗仕様」を発売
当社は、このたび、鉄道の駅のホームドアでの絶縁機能のニーズに対応し、絶縁抵抗性能を大幅に向上させたゴム製のロングシンクロベルトS8Mタイプ「高電気抵抗仕様」を開発し、新たに品揃えに追加しました。
1.開発の背景・ねらい
昨今、鉄道の駅ホームの転落事故防止を目的にホームドアの設置が進められていますが、従来から、ホームドアの自動駆動機構には、ロングシンクロベルトS8Mタイプ「標準仕様」、ならびに、開閉時の低騒音化に対応すべく、特殊加工処理したポリアミド帆布を採用することにより、噛み合い音を約10%低減させた「低騒音仕様」が好評を得てまいりました。
当社では、ホームドアの安全対策の新たなニーズの一つである100MΩ以上の絶縁機能に対応すべく、特殊配合したクロロプレンゴムの採用により、絶縁抵抗性能を大幅に向上させた「高電気抵抗仕様」を開発いたしました。
2.特長
特殊配合のクロロプレンゴムを採用することにより、絶縁抵抗性能を大幅に向上。
(電気抵抗値:高電気抵抗仕様 100MΩ以上、標準仕様、低騒音仕様 6MΩ以下)
3.販売目標(ロングシンクロベルトS8Mタイプ)
2012度は約1億円の販売を目指し、以降は順次、販売拡大を図ってまいります。
※商品画像は添付の関連資料を参照
長尺の往復同期伝動や位置決めに適したロングシンクロベルトS8Mタイプに「高電気抵抗仕様」を品揃えに追加し、自動ドア用のみならず、一般産業の様々な分野への対応力を向上することにより、さらなる販売拡大を図ってまいります。
以上