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三井松島産業、豪州NuCoal社とDC炭鉱の権益取得で基本合意

2012-05-30

豪州NuCoal社 Doyles Creek炭鉱の権益取得に関する基本合意書締結のお知らせ


 当社は、平成24年5月25日開催の取締役会において、連結子会社三井松島インターナショナル社(以下MMI社)を通じ、豪州NuCoal Resources Ltd(以下NuCoal社)との間で、同社が保有するDoyles Creek炭鉱(以下DC炭鉱)の権益取得に関する基本合意書を締結することを決議しましたので、下記のとおりお知らせいたします。


                  記

1.権益取得の理由と内容
 当社グループは、現在、豪州ニューサウスウェールズ州ハンターバレー地区において高品位の一般炭・非微粘結炭を生産するリデル炭鉱(平成23年度実績で原炭680万トン、精炭460万トン)の権益を32.5%保有しております。さらに、当社グループの成長戦略として、豪州、インドネシア、ニュージーランド、カナダおよびアメリカなどにおける新たな有望石炭資源の発掘および権益確保に注力し、収益基盤の強化に取り組んでおります。

 この度の権益取得にあたり、当社グループは、DC炭鉱の運営会社であるDoyles Creek Mining Pty Ltdと非法人合弁事業体(Un−incorporated Joint Venture)を形成した上で、同炭鉱の権益の10%までを4,000万豪ドル(約3,200百万円)を限度として段階的に取得する予定であります。また、最終的な開発計画が整った段階で、さらに10%までの権益(最大20%)を買い増しする権利も有しております。

 DC炭鉱は、ニューキャッスル港から約100kmに位置しリデル炭鉱と同地区にあり、低灰分を特色とする高品位の一般炭・非微粘結炭を産出する有望な坑内掘り炭鉱であります。

 なお、同炭鉱は2015年に生産を開始し、2018年には最大500万トン/年まで拡大する予定であります。

 なお、今回の10%の権益取得により、当社グループの権益炭は最大50万トン/年増加し、現在保有しているリデル炭鉱の約150万トン/年に加え、最大200万トン/年となります。


2.DC炭鉱プロジェクトの概要
 (1)所在地        豪州ニューサウスウェールズ州ハンターバレー地区
 (2)運営会社       Doyles Creek Mining Pty Ltd (NuCoal 社100%子会社)
 (3)埋蔵量        51,200万トン(可採埋蔵量26,000万トン 約40年以上に相当)
 (4)初期投資額見込  73,900万豪ドル(約591億円2018年度まで)
 (5)開発計画       2015年から出炭開始予定
 (6)生産量        最大500万トン/年(一般炭・非微粘結炭)
 (7)積出港        ニューキャッスル


3.MMI社の概要

 ※添付の関連資料を参照


4.NuCoal社の概要

 ※添付の関連資料を参照


5.日程
 (1)取締役会決議   平成24年5月25日
 (2)基本合意書締結 平成24年5月25日
 (3)最終契約締結   平成24年7月(予定)


6.業績に与える影響
 平成25年3月期の当社連結業績に与える影響は軽微であります。
 なお、平成26年3月期以降につきましては、業績への影響が見込まれる場合は、明らかになり次第開示いたします。


以 上

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