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サタケ、インドネシア・精米加工会社から大型精米設備一式を受注
インドネシアで大型精米設備一式を受注
―消費者意識の高まりを背景に、同国内へ高品質米を供給―
サタケ(本社:東広島市西条西本町2−30、代表:佐竹利子)は本年3月、インドネシアの精米加工会社「ルンブン・パディ・インドネシア」より、乾燥から精米までを一貫して行う大型精米設備一式を受注しました。
インドネシアは中国、インドに次ぐ世界第3位の米生産国です。近年は消費者意識の高まりから、品質の高い米を求める傾向が強まっており、高品質な米を生産できる最新鋭の精米設備が求められています。
同国の精米加工会社「ルンブン・パディ・インドネシア」は高品質な米を供給するため、2013年3月の完成を目指してスラバヤ市近郊に精米工場建設を計画。設計・施工を担当する総合建設会社「プラバ・グループ」を通じて、サタケが精米設備一式を受注し、本年3月29日に契約締結式が行われました。
※契約締結式の画像は添付の関連資料を参照
精米設備の選定にあたっては、サタケの世界各国での実績が評価され、荷受から乾燥、籾摺り、精米、精選、出荷までの工程を受注しました。サタケはこれまで同国内で、籾摺工程以降の各設備について単体機の納入実績はありましたが、乾燥工程を含む全工程の設備を一貫受注するのは初めてのことです。
この精米工場では、主に天日乾燥に頼っていた乾燥工程が機械化され、光選別機を核とした精選工程が導入されることから、生産される米の大幅な品質向上が期待されています。また、各工程に計量機を設置しロット管理を行うことで、工場の利益を正確に把握し、経営の適正化に役立てることができます。
ルンブン・パディ・インドネシアでは、高品質な米への需要はさらに高まるとして、同国内において精米工場をさらに3〜4か所建設する計画です。他の精米加工会社からも同様な精米工場の引き合いがあり、サタケは同国内でのニーズがさらに増加するとみて、積極的な営業展開を図っていく考えです。
以上
※別紙は添付の関連資料を参照