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矢野経済研究所、業務用フォトプリンタ市場に関する調査結果を発表
業務用フォトプリンタ市場に関する調査結果 2012
〜業務用フォトプリンタ国内市場は微増推移〜
【調査要綱】
矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内の業務用フォトプリンタ市場の調査を実施した。
1.調査期間:2011年10月〜2012年3月
2.調査対象:日本国内に拠点をおく出力機器メーカー
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談によるヒアリング、ならびに文献調査併用
<業務用フォトプリンタとは>
本調査における業務用フォトプリンタとは、家電量販店やコンビニなどの店頭に設置されるコインセルフ型端末やDPEショップで利用される単体卓上/受付端末、プリントシール(プリクラ)機用やBOX型証明写真機用のプリントエンジンを指す。
【調査結果サマリー】
◆業務用フォトプリンタの2011年度国内出荷台数は15,150台(前年度比103.1%)と微増
大きく減少した2010年度から一転、2011年度の業務用フォトプリンタ国内出荷台数は15,150台(前年度比103.1%)で微増と推計した。これは、コインセルフ型端末のリプレイス需要が下支えしたものである。これまで、業務用フォトプリンタ市場は、新たなプリント需要の開拓、端末の開発とその普及をサイクルとしてきた。今後、市場は、コンビニ向け端末のリプレイス、DPEショップのミニラボから単体卓上/受付端末への代替などの需要が発生、本格的に回復すると予測する。
◆主力タイプであるコインセルフ型端末は約4割を占め、プリクラ機用エンジンが続く
業務用フォトプリンタをタイプ別にみると、コンビニ店頭に設置される端末や家電量販店に設置される端末機などのコインセルフ型端末が約4割を占め、現在の主流となっている。一方、設置台数が減少しているプリントシール(プリクラ)機は伸び悩んでいる。また、欧米では主流となっているDPEショップでの単体卓上/受付端末の需要拡大が期待される
【資料発刊】
資料名:「2011−2012 出力機器市場総覧【フォトプリンタ/インクジェットプリンタ編】」
http://www.yano.co.jp/market_reports/C54101000
*以下、リリースの詳細は添付の関連資料「オリジナルリリース」を参照