さくら事務所、瑕疵保険付きの中古住宅保証サービス「まんがいち」を提供

個人売主の中古住宅、雨漏りリスクなど５年間保証サービス「まんがいち」開始


　業界初の個人向け不動産コンサルティング・ホームインスペクション（住宅診断）を提供している　“不動産の達人　株式会社さくら事務所”（東京都中央区／代表：長嶋修）。同社ではこのたび、中古住宅保証（瑕疵保険つき）サービス「まんがいち」を開始します。引渡し後に発生した雨漏りや構造的な不具合に対し、１０００万円までの補修費用を５年間保証するものです。引き渡し後に下記対象部分に発生した不具合（瑕疵）を保証。

　中古住宅瑕疵保険には、宅建業者が売主である場合に被保険者となる「業者向け」と、個人が売主である場合に個人に代わって、建物検査を行う検査会社が被保険者となる「個人間向け」の２種類があります。今回、当社がスタートするのは「個人間向け」サービス。ハウスプラス住宅保証などの保険法人が扱う保険商品を利用します。

　中古住宅の売主または買主が同保険加入を希望すると、当社が被保険者として保険法人と保証契約を締結。住宅の引渡しから５年以内に構造耐力上主要な部分など、定められた箇所において隠れた瑕疵が見つかった場合、当社が瑕疵担保責任を履行します（最大１０００万円までの補修費用）。その際、保険法人から当社へ保険金が支払われる仕組みですが、万が一倒産など、当社が責任を果たせない場合には住宅所有者に直接支払われます。

　保険加入は、当社と保険法人の２社による建物検査で適合することが必要です。６０〜９０分程度の検査で、当日中に適合可否がわかります。対象となる住宅は新耐震基準、点検口つきなどいくつかの条件を満たし、人が居住したことのあるもの。

　当社では安心できる中古住宅取引と流通活性化を目指し、一般ユーザーにとってより使いやすい保証を整えていく予定です。


　※　参考資料は、関連資料参照