アバゴ・テクノロジー、ＣＸＰに準拠した光トランシーバーを発表

アバゴ・テクノロジー、
Ｓｕｐｅｒ　Ｃｏｍｐｕｔｉｎｇ　２０１０で業界初のＣＸＰに準拠した光トランシーバを発表


　アバゴ・テクノロジー社（ＮＡＳＤＡＱ：ＡＶＧＯ）（社長兼ＣＥＯ：ホックＥ．タン、本社：米国カリフォルニア州サンノゼ）は、２０１０年１１月１７日（米国時間）、米国ルイジアナ州ニューオーリンズで開催されている　『Ｓｕｐｅｒ　Ｃｏｍｐｕｔｉｎｇ　２０１０』において、業界規格に準拠した業界初のＣＸＰパラレル・オプティクス・トランシーバ・ソリューションの実演デモを実施すると発表しました。
　新しい１２チャネルＣＸＰトランシーバは、最大１０ギガビット／秒（Ｇｂｐｓ）のレーン・レートをサポートし最大１２０Ｇｂｐｓの総帯域幅を実現します。
　ホットプラガブル・モジュールは、脱着可能な光ファイバ・コネクタ向けの業界規格に準拠したＭＴＰマルチファイバ・プッシュオン（ＭＰＯ）レセプタクルに特長があります。これにより、設置時のケーブル管理の柔軟性が向上し、高性能コンピューティング、スイッチ・ファブリックやその他の短距離データ／通信相互接続アプリケーションの設計が簡素化されコスト低減が可能になります。

　新しいアバゴのＣＸＰ光トランシーバは、ＣＸＰ　ＱＤＲｘ１２向けのＩＢＴＡ　ＭＳＡ仕様とＩＥＥＥ　１００ＧＢＡＳＥ−ＳＲ１０仕様の両方に準拠しています。
　このモジュールは、アバゴの８５０ｎｍ面発光レーザ（ＶＣＳＥＬ）技術、ＰＩＮアレイ技術および一体型レーザ・ドライバＩＣ技術を採用しており、高いデータ転送速度での電気光学性能を実現しています。
　モジュールの各レーンにはプログラマブルな等化器とデエンファシス機能があり、エッジ・マウント・ソリューションの長いＰＣＢ配線パターンでも信号完全性の最適化が可能です。
　このモジュールは、低いジッタ性能によって、ＯＭ３ファイバを使用して最長１００メートルまで、ＯＭ４ファイバを使用して最長１５０メートルまで、１レーン当たり１０Ｇｂｐｓの性能を提供します。

　尚、アバゴ・テクノロジーは、１１月１６日（火）から１９日（金）までの４日間、米国ルイジアナ州ニューオーリンズで開催される『Ｓｕｐｅｒ　Ｃｏｍｐｕｔｉｎｇ　２０１０』に出展しております。ＣＸＰフォームファクタ技術を使ってインフィニバンド・スイッチに接続した４０ギガビット・イーサネット・アプリケーション向けのＱＳＦＰ＋トランシーバ技術、およびその他の高速光ファイバ・ソリューションを実演します。
（ブース番号：Ｅｒｎｅｓｔ　Ｎブース番号１３２８）


※参考画像は添付の関連資料を参照


■アバゴ・テクノロジー社

日本法人：アバゴ・テクノロジー株式会社（本社：東京都目黒区、代表取締役社長：米山周）

　アバゴ・テクノロジーは、通信、産業、民生向けアナログ・インターフェース機器のグローバルリーディング・サプライヤです。当社の主力製品は、アナログ、ミクスドシグナル、オプトエレクトロニクスの部品やサブシステムなど多岐にわたっています。ターゲット市場は、インダストリアル／自動車、情報通信／エンタープライズ・ネットワーク、携帯電話／ワイヤレス・コミュニケーション、そしてコンピュータ周辺機器の４つの市場にわたり、革新的、高機能そして高品質製品を提供しています。また、世界中に技術サポートおよびカスタマーサービス拠点を有し、お客様をサポートしています。アバゴ・テクノロジー技術革新の伝統は、４０年前のヒューレット・パッカードに遡り、そしてアジレントの時代から受け継がれてきたものです。
　詳しくは当社のウェブサイト　http://www.avagotech.co.jp　をご覧ください。


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