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キャタピラージャパン、エレクトリックドライブ搭載のブルドーザー発売
世界初 エレクトリックドライブ搭載のブルドーザを新発売
※製品画像は関連資料を参照
キャタピラージャパン株式会社(本社:東京都世田谷区用賀4丁目10−1、社長:竹内 紀行、資本金:231億円)は、ブルドーザとしては世界で初めてエレクトリックドライブを採用したCAT D7E エレクトリックブルドーザを11月19日より新発売します。
新発売のCAT D7E(運転質量28トン/乾地車)は、ディーゼルエンジンで発電機を駆動し、稼働に必要な電力を供給する「エレクトリックドライブ」を採用。この革新的テクノロジーの導入により、環境性能をはじめ、クラストップ(当社調べ)の生産性、徹底的に抑制された運転・保有経費など、次世代ブルドーザと呼ぶに相応しい先進の性能を備えました。また、エレクトリックドライブの採用に加え、画期的なオペレータ環境の実現、メンテナンスサイクルの長期化など、あらゆる面でお客さまバリューを高めており、お客さまのビジネスの成功に大きく貢献する製品となっています。
CAT D7Eの主な特長は次のとおりです。
1.エレクトリックドライブの採用
エレクトリックドライブは、ディーゼルエンジンで発電機を駆動し、発電した電気をパワーインバータ等の制御装置で制御のうえ、走行モータに供給し駆動させます。このため、従来のパワートレインのようにトルクコンバータやトランスミッションが存在しない構造となっています。
これにより、パワーロスの少ない高効率(省燃費)駆動が可能なうえ、可動部品(トルクコンバータ/トランスミッション等)削減に伴うメンテナンスコスト削減など、数々のバリューを創出します。
※参考画像は関連資料を参照
(1)環境性能
省燃費稼働により、10,000時間稼働した場合、CO2排出量を従来機比183トン削減します。
(2)クラストップの生産性
高効率稼働により、従来機比で押土性能を最大10%、燃料生産性を25%向上します。
(3)運転・保有経費の抑制
燃料消費量を従来機比で約20%低減したほか、可動部品の削減によりパワートレイン寿命を50%延長。さらに、冷却ファンなどの駆動系以外のユニットをアクセサリ用コンバータから供給される電力で駆動することで、エンジンベルトを排除。定期メンテナンスが不要となっています。
2.画期的なオペレータ環境
(1)作業視界
シングルリフトシリンダ、業界初センターポストキャブを採用。センターポスト、プレクリーナ、マフラ、リフトシリンダが運転席から見て一直線上に配置されており、かつてないワイドな作業視界を実現しています。
(2)静粛性
新型キャブの採用、さらにはエレクトリックドライブによるエンジン音の低減により、ブルドーザとして群を抜く静粛性(キャブ内騒音73db)を実現しています。
3.メンテナンスサイクルの長期化(運転・保有経費の抑制)
(1)部品の長寿命化
油脂、オイルフィルタの長寿命化により、交換費用を従来機比約60%削減。さらにオプションのローリングブッシュトラックは足回りを長寿命化、足回り経費を最大70%削減します。
4.CAT D7Eの主な仕様
※添付の関連資料を参照
5.標準販売価格(販売標準仕様、工場裸渡し、税抜き)
CAT D7E エレクトリックブルドーザ(乾地車) 51,540,000円
CAT D7E エレクトリックブルドーザ(湿地車) 49,390,000円
以 上