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日本生協連、家庭で負担している消費税の調査についての結果を発表
1世帯あたりの年間消費税額 平均166,966円
この10年間で約15,000円減少
〜 2011年日本生協連「消費税しらべ」報告より 〜
日本生協連では、毎月の家計データを全国集計している「全国生計費調査」とは別に、家庭で負担している消費税の調査(年間集計)を行っています。2011年は、36生協の707世帯(有効回答数)の協力を得ました。
本調査は、生協組合員一人ひとりが記録している一年間の家計簿のデータを基に、税額を算出したものです。
<2011年の特徴>
1.1世帯あたりの年間消費税額は平均166,966円。2009年以降、減少傾向にある消費支出に比例して、ここ数年わずかずつ減少しており、物価の下落傾向及び消費支出の減少傾向を反映していると考えられます。
2.収入に占める割合では、年収400万円未満世帯は1,000万円以上世帯の1.71倍の消費税負担となっています。低収入世帯の方が負担率が高いという「逆進性」がみられます。
※リリースの詳細は添付の関連資料「別添資料」を参照