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日本チェーンストア協会、1月の販売概況を発表
平成24年1月度・チェーンストア販売概況
★全体の概況
平成24年1月度は、全国的に気温が低く、日本海側を中心に大雪となるなどの天候不順の影響等から苦戦し、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、6ヶ月連続のマイナスとなった。
※会員企業数 60社/店舗数 7,860店
※総販売額 11,249億円 (店舗調整前)103.5% (店舗調整後) 98.8%
<部門別の概況>
・食料品 6,769億円 (店舗調整前)102.3% (店舗調整後) 98.4%
・衣料品 1,374億円 (店舗調整前)107.3% (店舗調整後) 99.0%
・住関品 2,328億円 (店舗調整前)103.4% (店舗調整後) 99.6%
・サービス 35億円 (店舗調整前) 94.3% (店舗調整後) 96.6%
・その他 741億円 (店舗調整前)108.9% (店舗調整後)100.8%
★商品別の動き
<食料品>
●農産品は、野菜は相場高で、トマト、レタス、きゅうり、キャベツ、白菜は好調だが、ばれいしょ、玉ねぎは不調。果物は、バナナ、りんごは好調だが、かんきつ、イチゴは不調。
●畜産品は、和牛、豚肉は不調だが、鶏肉は好調。ベーコンの動きは良かった。
●水産品は、鮮魚、貝類は不調。刺身類の動きは良かった。塩鮭、たらこ、明太子、開き物は好調だが、ちりめんは不調。
●惣菜は、煮惣菜、中華惣菜、サラダなどの洋惣菜は好調。
●その他食品は、米、レトルト食品、ノンアルコール飲料、低果汁飲料、飲料水は好調だが、麺類、調味料、コーヒー、菓子、酒は不調。洋風デイリーは乳酸菌飲料、ヨーグルト、アイスクリーム、冷凍食品は好調。和風デイリーは水物、漬物、練製品の動きは鈍かった。
<衣料品>
●紳士衣料は、フォーマル、スラックス、カジュアルパンツ、ジャンパーは好調だが、コート、スーツ、カットソーは不調。
●婦人衣料は、婦人フォーマル、セーター、ジャンパーは好調だが、コート、ジーンズは不調。
●その他衣料・洋品は、紳士冬物肌着、紳士・婦人リラクシングは好調だが、男児・女児冬物パジャマは不調。
<住関品>
●日用雑貨品は、鍋・ケトル、弁当箱関連品、TVゲームは好調だが、調理用品は不調。ペーパー類の動きは良かった。
●医薬・化粧品は、風邪薬等医薬品は好調だが、健康食品は不調。化粧品はヘアメイク、メンズは好調だが、ヘアケア、フェイスケアは不調。防虫剤は不調。
●家具・インテリアは、テーブルは好調だが、学習机は不調。寝具・寝装品は布団、タオルは好調。インテリアは座布団、シートクッションは好調だが、カーペットは不調。
●家電製品は、冷蔵庫は好調だが、テレビ、暖房家電は不調。
●その他商品は、自転車、スポーツ用品は好調だが、メンズウェア、スポーツシューズは不調。
<サービス・その他>
旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高の総販売額に占める割合は0.3%であった。
また、食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は6.6%であった。
*「チェーンストア販売統計(月報)平成24年1月度速報」は添付の関連資料を参照
※『チェーンストア販売統計』は、日本チェーンストア協会ホームページでご覧いただけます※
ホームページアドレス;http://www.jcsa.gr.jp