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丸紅、アイ・シグマ・キャピタルに仮想化デスクトップサービス「VirtuaTop」を提供

2010-11-17

アイ・シグマ・キャピタルの導入事例とともに、iPad/iPhoneへの対応開始も同時発表
仮想化デスクトップサービス「VirtuaTop(バーチャトップ)」、小規模事業者への提供開始
コスト削減と高いセキュリティ性が求められる小規模事業者向けに最適なDaaSを実現


 丸紅株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:朝田照男、以下、丸紅)は、この度、仮想化デスクトップサービス「VirtuaTop(バーチャトップ)」(*1)を、中堅・中小企業にフォーカスしたプライベートエクイティ投資を核とする総合投資会社、アイ・シグマ・キャピタル株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:加納道章、以下、アイ・シグマ・キャピタル)に導入いたしました。

 VirtuaTopは、昨年7月のサービスイン以降、セキュアなリモートアクセス環境や開発環境等の特殊用途、もしくは中堅企業や大企業での一部導入等を想定してサービス展開して参りました。しかしながら、最低発注数量を設定するなど、クラウドサービス需要の高い、社員数100名以下の小規模事業者・SOHOといった顧客層へアクセスできないでいました。

 この度当社サービスを導入したアイ・シグマ・キャピタル株式会社は、社員数20名強という小規模事業者ですが、今回、デスクトップ環境のみならず、ADサーバやファイルサーバも同じ仮想環境に構築することで、最低導入台数のハードルを大きく下げて提供いたしました。

 他方、金融業界、特に生保・損保等の商品説明を必要とする営業活動において、iPad/iPhoneといったモバイル端末が、強力な販促ツールとして普及が進む中、当社サービスもiPad/iPhoneへの対応を開始いたしました。(今回のアイ・シグマ・キャピタルの事例では、iPad/iPhoneへの対応機能は使用されていません)

 当社としては、社員数100名以下の事業者やSOHO等、情報システム管理者を配置しづらい小規模事業者には、各種サーバ類のみならずクライアント環境もまとめてアウトソーシングできる同種のサービス需要があると考えており、今回の事例のように、(1)小規模ながら高いセキュリティ性を要望する事業者向けへの展開、(2)昨今普及が進む、タブレットPCやスマートフォンといったモバイル端末への対応により、より柔軟なシンクライアント環境の活用を提案して参ります。

■小規模事業者向けに、仮想化デスクトップサービス「VirtuaTop」を中心として、ファイルサーバ、ADサーバ等オフィスのIT環境をパッケージ化
 アイ・シグマ・キャピタルは、その業務の秘匿性から、大企業並みの情報セキュリティを要求されている一方、専任の情報システム担当者を配置するには規模が小さく、高セキュリティながら効率的な運用が可能なIT環境の整備が大きな経営課題となっていました。また、業務上の必要性により、投資先への出張や常駐を頻繁に行うため、外出先とのタイムリーかつセキュアな情報共有の実現も課題としていました。

 これに対し、VirtuaTopは初期投資を最小限に抑えつつセキュアなシンクライアント環境を利用できるため、まさに同社のニーズに合ったサービスでした。シンクライアント環境ではファイルデータ等をセンターにて集中管理するため、社内だけでなく社外からリモートアクセスする場合においても高度なセキュリティを担保できます。これにより、外出先においても安心して社内のデスクトップ環境を利用でき、社員同士のタイムリーな情報共有も実現しました。
 今回の導入で特長的な点は、VirtuaTopを中心にファイルサーバやADサーバなど、オフィスのIT環境に必要なインフラがパッケージとして提供されている点です。デスクトップ環境からファイルサーバまでまとめてアウトソーシングされるため、限られた要員でも効率的な運用管理を可能とし、災害対策としても非常に有効です。また、その後のサポートもワンストップで為され、万一のトラブル時も迅速なサポートを受けられます。

【概要図】
 ※添付の関連資料を参照

 20数名という規模の小規模事業者・オフィスでは、情報システム管理者が不在であることがよく見受けられ、ITインフラの運用・保守、セキュリティの維持が課題となっております。
 VirtuaTopは、ユーザのデスクトップ環境だけでなく、ファイルサーバやADサーバといった各種サーバ類もまとめてサービス提供が可能であり、小規模事業者・オフィスが抱える課題をワンストップで解決します。
 また、接続端末・回線を問わないシンクライアントサービスのため、導入後の端末・回線コストの低減も図れます。

◆iPad/iPhoneへの対応開始、さらにAndroidへの対応予定など、さらに高まる利便性
 VirtuaTopではiPad/iPhoneからの接続にも対応し、利用端末の柔軟性がさらに高まりました。
 昨今、iPad等のタブレット型PCの業務利用事例が増加しておりますが、アプリケーションの制約、社内システムとの連携、セキュリティの確保といった点で課題を残しています。
 社内のクライアント環境に画面転送方式で接続するVirtuaTopは、こういったタブレット型PCの導入障壁を全て取り払う有効なツールになると考えており、順次、Android端末にも対応予定です。

 ※参考画像は関連資料を参照

*1:VirtuaTop(バーチャトップ)について
 丸紅が2009年7月より提供している「シンクライアント+仮想化技術(*2)+サービス」のそれぞれのメリットを融合させた仮想化デスクトップサービス。DaaS(Desktops as a Service)(*3)として、サーバ上で運用するデスクトップ環境を必要な台数だけ月額料金で利用できるサービスで、初期導入・運用コスト低減と柔軟かつ安定したデスクトップ環境が実現できます。画面転送により社内環境にアクセスするため、端末側には一切データが残らず、モバイルPCやタブレット型PC/スマートフォンといった端末でも、セキュリティの確保が容易となります。

*2:仮想化技術
 物理的なサーバ上に、ソフトウェアにて複数のサーバを論理的に構成する技術。複数の仮想サーバを一つの実機サーバに集約することで、サーバリソースの有効利用が可能となります。今回の仮想化PCデスクトップでは、一つのサーバ上に数十から数百のPC環境を構築し、これをシンクライアントに対して配信することになります。

*3:「DaaS」
 Desktops as a Serviceの略(米デスクトーン社の登録商標はDesktops as a Serviceとなります)。ダース。「仮想化デスクトップサービス」とも言われる。仮想化技術を用いて仮想デスクトップをサービスとして提供する。Virtuatopは、仮想化デスクトップのサービス事業者向け管理ソフトとして、米デスクトーン社の「Virtual−D Platform」を用いています。
※VirtuaTopサービス詳細につきましては、以下の専用URLをご参照ください。
 http://www.virtuatop.jp

※VirtuaTopは、丸紅株式会社の登録商標です。
※DaaS、Desktops as a Service、Virtual−D Platformは、米デスクトーン社の登録商標または商標です。
※その他記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。

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