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佐川グローバルロジスティクス、ベトナムのハノイとホーチミンで宅配便事業を開始
日系物流企業初
佐川急便ベトナムがハノイ・ホーチミンで宅配便事業開始
2012年3月よりスタート
※参考画像は添付の関連資料を参照
SGホールディングスグループで国際物流事業を展開する佐川グローバルロジスティクス株式会社(本社:東京都品川区、社長:上岡 亨)は、ベトナムの現地子会社である佐川急便ベトナム有限会社(本社:ベトナム・ホーチミン市、社長:島崎 順二(※))が新たに宅配便事業を開始することについてお知らせいたします。
※佐川急便ベトナム有限会社の社長名正式表記は添付の関連資料を参照
佐川急便ベトナムは1997年からベトナム全土を縦断する貸し切り便を主としたトラック輸送サービスを展開しておりますが、このたび北部の首都ハノイ市、および南部の商都ホーチミン市において宅配便事業を開始いたします。日系の物流企業がベトナムで宅配便事業を始めるのは初めてとなります。これにより経済発展の著しいベトナムにおいて、貨物追跡情報や確実なリードタイムの提供など、日本同様の高い品質の物流サービスを提供いたします。
ベトナムは政府主導のもとで市場経済化を進め、外資企業の輸出拡大に牽引されて高い経済成長を続けております。また「チャイナプラスワン」の筆頭候補とも称されると同時に、最近は個人消費を中心とする内需も拡大しつつあります。日本企業のベトナムへの関心も高く、中国、タイ、インドネシアと並びアジアの重要な生産拠点になるものと考えられ、今後とも大きな国内物流需要が期待されます。
今回ベトナムにおける宅配便事業は、2012年2月1日よりトライアルを開始し、2012年3月1日より正式にスタートする予定です。そして2012年第2四半期にはダナンに、その後他の都市に順次展開し、将来的にはベトナム全土を網羅する配送ネットワークの構築を目指してまいります。
宅配便事業開始に向け、2011年10月より日本からハノイとホーチミンにそれぞれスタッフが赴任しており、現地でセールスドライバーの教育を開始しています。当社ではすでに海外においては中国(上海・広州)で宅配便事業を展開しており、これまでの実績や経験に加え、ベトナム特有の交通事情も充分考慮した安全運転、丁寧な荷扱い、時間厳守などを織り込んだ教育プログラムを策定し、日本並みの輸送品質を目標といたします。
佐川急便ベトナムは、1997年の設立以来14年を経過いたしますが、過去培ってきた現地に根ざしたサービスに、佐川急便の宅配便ノウハウを採り入れ、安心と信頼を提供できるサービスを展開いたします。
※会社概要は添付の関連資料を参照