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不動産経済研究所、2011年の近畿圏マンション市場動向を発表
《近畿圏のマンション市場動向》
−2011年のまとめ−
−概要−
◎発売戸数は2万219戸、6.9%の減少。
◎価格は3,490万円、1.1%のアップ。
◎月間契約率71.7%、1.5ポイントのアップ。
(1)2011年1〜12月に近畿圏で発売された民間マンションは2万219戸であった。(’10年2万1,716戸)。
前年に比べ1,497戸(6.9%)の減少。
(2)大阪市部22.8%増、大阪府下30.0%減、神戸市部18.8%減、兵庫県下4.4%増、京都市部1.8%増、京都府下60.1%減、滋賀県8.8%減、奈良県58.8%増、和歌山県100%減。
(3)戸当たり平均価格は3,490万円で前年比38万円(1.1%)のアップ、2年連続アップ。
m2当たり単価は49.9万円で前年比1.1万円(2.3%)のアップ、2年連続アップ。
(4)月間契約率は71.7%、前年(70.2%)比1.5ポイントのアップ。
(5)翌年繰越の販売在庫は3,307戸、前年末(3,971戸)比664戸の減少。
(6)2012年の発売は2万700戸の見込み。
☆近畿圏のマンション市場動向(2011年1〜12月)
(調査対象地域=大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県の2府4県)
1.2011年の新規発売戸数は2万219戸である。対前年(2万1,716戸)比1,497戸、6.9%の減少。
2.2011年の地域別発売戸数は大阪市部7,554戸(全体比37.4%)、大阪府下5,207戸(同25.8%)、神戸市部2,007戸(同9.9%)、兵庫県下2,743戸(同13.6%)、京都市部1,385戸(同6.8%)、京都府下228戸(同1.1%)、滋賀県625戸(同3.1%)、奈良県470戸(同2.3%)、和歌山県0戸(同0.0%)。
3.2011年の地域別増減率は大阪市部22.8%増、大阪府下30.0%減、神戸市部18.8%減、兵庫県下4.4%増、京都市部1.8%増、京都府下60.1%減、滋賀県8.8%減、奈良県58.8%増、和歌山県100%減である。
4.月間契約率の平均は71.7%、前年の70.2%に比べて1.5ポイントのアップである。上期は73.0%、下期は70.6%。
5.2011年の1戸当たりの平均価格、m2単価は3,490万円、49.9万円である。
2010年は3,452万円、48.8万円であったので、前年比総額では38万円(1.1%)のアップ、m2単価では1.1万円(2.3%)のアップである。
6.2011年の地域別平均価格、1m2当たりの単価は以下のとおり。
大阪市部3,361万円、53.2万円、大阪府下3,642万円、47.5万円、神戸市部3,665万円、55.3万円、兵庫県下3,637万円、46.7万円、京都市部3,460万円、51.9万円、京都府下2,714万円、34.4万円、滋賀県2,994万円、41.3万円、奈良県3,402万円、47.0万円。
7.12月末現在の継続販売戸数は3,307戸で、’10年末現在の3,971戸に比べ664戸減少した。
8.2012年の発売戸数は、2.4%増の2万700戸が見込まれる。
※近畿圏マンション市場動向(2011年)の詳細は添付の関連資料を参照