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ブリヂストン、市販用ランフラットタイヤ「POTENZA S001 RFT」10サイズを追加発売

2011-12-28

“より安全で環境に優しい車社会の実現へ”
市販用ランフラットタイヤ『POTENZA(ポテンザ) S001(エスゼロゼロワン) RFT(アールエフティー)』10サイズ追加発売



 株式会社ブリヂストン(社長 荒川詔四)は、2011年7月に発売し、第8回エコプロダクツ大賞(※1)にて、エコプロダクツ部門エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞(優秀賞)を受賞した、当社初の市販用(※2)ランフラットタイヤ(※3)「POTENZA S001 RFT」に新たに10サイズを追加、2012年2月1日より順次発売します。

 地球規模で環境意識が高まり、車両の軽量化や小型化が加速する自動車業界において、当社はスペアタイヤ(応急用タイヤ)を不要とするスペアタイヤレス化を、ランフラットタイヤにより、大きく前進させることができるものと確信しています。ランフラットタイヤが普及することにより、より安全で環境に優しい車社会の実現に大きく貢献できると考えています。そして、今回追加発売する「POTENZA S001 RFT」がその普及をさらに加速させるものと考えています。


1.ランフラットタイヤの特徴

(1)当社は次の点においてランフラットタイヤに大きな優位性があり、スペアタイヤレス化の最適解であると考えています。
 ●パンクした際の走行安定性。
 ●パンクした際に危険な路上作業をせずに安全な場所まで移動できること。
 ●路面と接するタイヤトレッド部だけでなく、タイヤサイド部の損傷に対してもパンク時走行が可能なこと。

(2)全ての車両のスペアタイヤレス化が実現すれば、現在新車に装備されている年間約5900万本(※4)のスペアタイヤが無くなることから省資源化にも貢献。またスペアタイヤのライフサイクル(原材料採取から廃棄に至るまで)において排出される年間約200万トンのCO2(※5)が削減されることになります。さらに、スペアタイヤと組み合わせるホイールなども不要になることから、これ以上のCO2排出量削減が可能となります。


2.ランフラットタイヤの進化
 ブリヂストンランフラットタイヤは、タイヤサイド部に補強ゴムを使用したサイド補強型ですが、タイヤサイド部が厚く硬いため、1987年の量産開始当初は、乗り心地がノーマルタイヤに比べ硬くなる傾向にありました。2005年以降はサイド補強ゴムに改良を加え乗り心地を改善していますが、2009年にさらに乗り心地を改善する技術として「熱をコントロールする技術」の開発・実用化に成功しました。


3.「POTENZA S001 RFT」の商品特徴
 (1)「熱をコントロールする技術」として、「新サイド補強ゴム」「クーリングフィン」を採用し、「POTENZA S001」(ノーマルタイヤ)と比べても遜色ない乗り心地を実現しました。
 (2)2010年に発売し、多くのお客様にご好評いただいております「POTENZA S001」と同様、高次元のドライ・ウェットパフォーマンスを発揮します。尚、「POTENZA S001」は新車装着用タイヤとしても「フェラーリ458 Italia」や「アストンマーティンRapide」、「LEXUS LFA」に採用されています。
 (3)次のようなお客様にお勧め致します。
  新車装着タイヤがランフラットタイヤであり、より柔らかな乗り心地をお求めになるお客様。


※1 エコプロダクツ大賞は、エコプロダクツ大賞推進協議会が主催し、環境負荷の低減に配慮したすぐれた製品・サービス(エコプロダクツ)を表彰することを通じて、それらに関する情報を需要者サイドに広く伝えるとともに、エコプロダクツの供給者である企業等の取り組みを支援することで、日本におけるエコプロダクツのさらなる普及を図ることを目的に、2004年から実施されているものです。

※2 市販用夏タイヤ

※3 ランフラットタイヤは、空気圧がゼロになっても、所定のスピードで一定距離走行できるタイヤです。
 ・「POTENZA S001 RFT」は、空気圧0kPa時に通常の使用状況下において、「80km/h以下で80km」まで走行可能(ISO 技術基準)
 ・ランフラット(空気圧0kPa時)の走行可能距離80kmは、ISO技術基準に基づいた試験条件で走行可能な距離です。実際に走行できる距離については、荷重、外気温等の使用状況により異なります。

※4 ブリヂストン調べ(全世界の2008年年間乗用車生産台数から、ランフラットタイヤ装着車両及び修理キット搭載車両の台数を引いてスペアタイヤ搭載車両台数を算出)。

※5 ブリヂストンテンパータイヤTR2(サイズ:145/70R18 107M)のライフサイクルにおけるCO2排出量を基に算出。CO2排出量の算出方法は、日本ゴム工業会編「タイヤのインベントリー分析試行(1998年)に準拠しています。尚、使用段階のCO2排出量は0としています。


※「商品の概要」などは、添付の関連資料を参照


【本件に関するお問い合わせ先】
 <お客様>お客様相談室 TEL:0120−39−2936


以上

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