神経活動に依存したキネシンのリン酸化による「荷積み」機構の解明 1.発表者:  一ノ瀬 聡太郎(東京大学大学院医学系研究科分子構造・動態・病態学寄付講座 特任研究員)  小川 覚之(東京大学大学院医学系研究科分子構造・動態・病態学寄付講座 特任助教)  廣川 信隆(東京大学大学院医学系研究科分子構造・動態・病態学寄付講座 特任教授) 2.発表のポイント:  ◆KIF3A(注1)は、そのリン酸化(注2)によりN−カドヘリンを「荷積み」することを発見した。  ◆神経活動を抑制するとKIF3Aがリン酸化され、KIF3AがN−カドヘリンを「荷積み」することで、N−カドヘリンのシナプス(注3)への輸送が増加する...