多剤耐性肺結核の治療変革が始まる 新規抗結核薬「デルティバ(R)錠50mg」9月26日 国内発売  ●大塚製薬創製の「デルティバ」は日本において約40年ぶりの抗結核薬の新薬で、日本で唯一の多剤耐性肺結核の薬剤。「デルティバ」がWHO推奨の多剤耐性結核の標準治療と併用されることで、多剤耐性結核で問題となっている低い治療効果を早期に高め入院期間を短縮させ、死亡率を改善することが期待される  ●日本の結核患者数は現在約2万人で先進諸国の中では最も高い水準である。患者さんは治療のために隔離され就業できないなど負担・苦痛を抱えている。殊に既存の薬に耐性ができてしまった多剤耐性結核の治療成績は向上し...