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統計力学
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東大など、「時間結晶」が不可能であることを数学的に厳密に証明
「時間結晶」が不可能であることの証明 〜ノーベル賞物理学者の新理論を明確に否定〜 1.発表者: 渡辺 悠樹(カリフォルニア大学バークレー校博士課程 大学院生) 押川 正毅(東京大学物性研究所 教授) 2.発表のポイント: ◆フランク・ウィルチェック教授(Frank Wilczek、マサチューセッツ工科大学教授、2004年ノーベル物理学賞受賞)が、2012年に、「時間結晶(time crystal)」という物質の新しい状態の可能性があることを理論的に提案した。本研究グループは、統計力学の原理に従う限り時間結晶の実現は不可能であることを数学的に厳密に証明した。 3.発表概要: 多くの物質を冷却すると結晶が自...
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日立、コミュニケーション測定装置「ビジネス顕微鏡」で職場における会話の活性度の数式モデルを構築
コミュニケーション測定装置「ビジネス顕微鏡」により 職場における会話の活性度の数式モデルを構築 会議や組織内コミュニケーションの改善に適用 株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)は、このたび、会話する相手とその頻度を記録するコミュニケーション測定装置「ビジネス顕微鏡」(*1)を用いて、412名の会社員を3ヶ月間にわたって計測し、職場における会話の活性度を表す数式モデルを構築することに成功しました。本モデルは、傍聴者が多いほど会議が不活性化することや、会議などのフォーマルな場以外で大人数で会話するほうがより活性度が高まることなど、これまで経験的に言われてきた職...