在来線運行管理システムの取替および機能向上について  当社では、平成元年〜16年に名松線を除く在来線各線区の運行管理システム(CTC・PRC装置等)の整備が完了し、設備の更新時期を迎えています。現在、取替工事を実施中の東海道本線(名古屋地区:新所原駅〜米原駅間)に加え、このたび、東海道本線(静岡地区:熱海駅〜新所原駅間)の運行管理システムの取替を実施することとしました。また、これにあわせて指令員の支援・訓練機能を充実させることにより、輸送の安全性向上、および異常時におけるダイヤの早期回復に努めます。 1.今回のシステム取替の特徴 (1)運転規制発生時の支援機能の付加  地震・風・雨に...