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神経ペプチド
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エーザイ、新規デュアルオレキシン受容体拮抗剤E「2006」の睡眠導入と維持効果を確認
新規デュアルオレキシン受容体拮抗剤E2006の睡眠導入および維持効果を確認 ―不眠症を対象とした臨床第II相試験の結果を第53回米国神経精神薬理学会年会で発表― エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役CEO:内藤晴夫)は、このたび、自社創製の新規デュアルオレキシン受容体拮抗剤E2006について、不眠症患者様を対象とする臨床第II相試験(201試験)結果を12月7日〜11日に米国・フェニックスで開催されている第53回米国神経精神薬理学会(ACNP)年会で発表したことをお知らせします。本試験では、E2006は、プラセボに比較して有意な睡眠導入及び睡眠維持効果を示し、また翌日の残存する眠気を増...
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東大、蛾の性フェロモン生合成を司るペプチドの結合に重要な受容体の部位を特定
蛾の性フェロモン生合成を司るペプチドの結合に重要な受容体の部位を特定 <発表のポイント> ◆蛾の性フェロモンの生合成を司る神経ペプチド(PBAN)と結合するPBAN受容体の機能に重要なアミノ酸残基を特定し、PBANとPBAN受容体が結合した状態のモデルを構築しました。 ◆PBAN受容体で特定した重要なアミノ酸残基の多くは、アミノ酸配列がPBAN受容体に類似しているヒトのニューロメジンU受容体でも存在していました。 ◆人為的に蛾の性フェロモンを生合成して害虫を抑制する技術の開発だけでなく、ヒトのストレスや食欲等の制御に関わるニューロメジンUの作用機構の理解にも役立つと期待されます。 <発表概要> 蛾の雌が交配...