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理研
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生理学研究所、脳の神経細胞に髄鞘が形成されるメカニズムの一端を解明
脳の神経細胞に髄鞘が形成されるメカニズムの一端を解明 −特定の神経細胞に優先的に働きかけるグリア細胞を発見− 脳内には、情報の伝達にかかわる神経細胞の他に、さまざまな働きを持つ「グリア細胞(用語説明1)」という細胞が存在します。中でも「オリゴデンドロサイト(用語説明2)」というグリア細胞の一種が、神経細胞の軸索の周りに、髄鞘(用語説明3)という構造物を形成することがわかっていました。髄鞘は神経線維の周りを取り巻くことで、神経の伝導速度を速くすることができます。しかし、これまでオリゴデンドロサイトがどのような種類の神経細胞に対して髄鞘を形成するのか、その詳細は明らかになってい...
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アサカ理研、台湾社と金属ターゲット材料製品販売の合弁会社を設立
合弁会社の設立に関するお知らせ 当社は、台湾のSOLAR APPLIED MATERIALS TECHNOLOGY CORP.(以下「SOLAR社」という)と、日本国内でSOLAR社の金属ターゲット材料を始めとした製品を販売する合弁会社を設立することについて基本合意書を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。 記 1.合弁会社設立の目的 当社は、独自の洗浄・回収技術により、日本の電子部品製造業者を顧客として、電子部品製造工程で発生するスクラップや不良品からの貴金属回収事業、製造装置の内部部品の洗浄事業に取り組んでまいりました。 一方、SOLAR社は、金属ターゲット材料やその他製品の製造において、順調に事業を拡大して...
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統計数理研とSAS、共同でビッグデータ イノベーション ラボ(BIL)を設立
統計数理研究所とSAS Institute Japanが共同でビッグデータ分析の研究基盤、 ビッグデータ イノベーション ラボ(BIL)を設立 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 統計数理研究所(所在地:東京都立川市、所長:樋口知之)と、SAS Institute Japan株式会社(所在地:東京都港区、マネージング・ディレクター:サム・チョウ(Sam Cho)、以下 SAS)は、企業や公共団体がビッグデータを活用するための実践的研究の場として、ビッグデータ イノベーション ラボ(BIL)を共同で設立します。 多くの企業や公共団体がビッグデータを活用し価値の創出を模索・検討しているなか、実際に活用し成果を出すに至っている組織はい...
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理研ビタミン、クロセチンが肌の色素沈着(シミ)の改善に寄与することを確認
クロセチンが肌の色素沈着(シミ)の改善に寄与することを確認 〜第33回日本美容皮膚科学会総会・学術大会 (2015年7月25日〜26日大阪国際会議場)で発表〜 理研ビタミン株式会社は、東京工科大学応用生物学部先端化粧品コース美科学研究室前田憲寿教授との共同研究で、クチナシの果実から抽出したクロセチン(※1)が、肌のシミを改善する作用を示すことを、培養細胞を用いた試験ならびに成人女性を対象とした試験において確認しました。 本研究成果を、2015年7月25日〜26日に大阪国際会議場にて開催された日本美容皮膚科学会総会・学術大会にて発表しました。 <研究の背景と目的> 紫外線に曝...
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日本軽金属、アルミ製ソーラーパネル架台「アルソルメガ」から傾斜地対応仕様モデルを発売
傾斜地対応仕様『アルソルメガ』の発売について 日本軽金属株式会社(社長:岡本一郎、本社:東京都品川区)と日軽金グループ6社は、すでに販売中のアルミ製ソーラーパネル架台『アルソルメガ』のラインナップとして、傾斜地対応仕様のモデルを新たに商品化し、9月から販売を開始しました。 現在販売している平地用アルミ製ソーラーパネル架台『アルソルメガ』は、アルミニウムの特性をフルに生かした超軽量ながら耐候性と強度に優れた製品です。あらかじめ工場でユニット化することで、施工現場における更なる作業効率向上と工期短縮を実現し、お客様から高い評価を得ています。また、物件ごとに、施工地域の環境条件...
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日本SGI、統計数理研究所のデータ同化スーパーコンピューターシステムを受注
日本SGI、統計数理研究所のデータ同化スーパーコンピュータシステムを受注 ビッグデータを活用したデータ中心科学研究のための計算基盤として、シングルシステムとして世界最大の64TBの共有メモリを搭載した「SGI UV 2000」が導入決定 日本SGI株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:石本龍太郎)は、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所(所長:樋口知之、所在地:東京都立川市)が新たに構築する「データ同化スーパーコンピュータシステム」を受注しました。 本システムは、SGIの大規模共有メモリ型サーバ「SGI UV 2000」を中核とした製品群で構築され、ビッグデータを活用...
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理研ビタミン、クロセチンが紫外線により誘発される肌炎症を抑制することを確認
クロセチンが紫外線により誘発される肌炎症を抑制することを確認 〜第30回 日本美容皮膚科学会総会・学術大会(2012年8月18日〜19日 愛知県名古屋市)で発表〜 理研ビタミン株式会社は、クチナシの果実から抽出したクロセチン(※1)が、紫外線により誘発される肌炎症(紅斑(※2))を抑制することを、ヒトを対象とした試験において確認しました。クロセチンの摂取によって、紫外線から肌を保護する効果が期待されます。 本研究成果は、8月18日〜19日に愛知県名古屋市(会場:ウェスティンナゴヤキャッスル)にて開催された日本美容皮膚科学会総会・学術大会にて発表しました。 理研ビタミン株式...
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免疫生物研究所、アルツハイマー病研究用「APP770測定キット」を販売
新しいアルツハイマー病研究用、「APP770測定キット」の販売開始について 当社は、明日より開催の認知症学会に合わせ、独立行政法人理化学研究所と共同開発を行ってまいりました新製品、「ヒト血管内皮由来のアミロイド前駆体タンパク質770(以下「APP770」という)測定キット」の販売を平成23年11月21日より行いますのでお知らせいたします。 【概要】 世界の認知症患者数は2010年時点で3,560万人に達すると推定されていますが、認知症全体の60%以上を占めると言われているアルツハイマー型認知症(以下「アルツハイマー病」という)は、最も代表的な認知症疾患です。このアルツハイ...
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理化学研究所、モノマーを高度に立体制御した共重合体の合成に成功
複数の異なるモノマーの精密共重合を希土類重合触媒の組み合わせで実現 −幅広い高性能高分子材料の開発に新しい道を拓く− ◇ポイント◇ ●2つの異なるモノマーを高度に立体制御できる新触媒系の構築に成功 ●スチレン、イソプレン、ブタジエンをそれぞれ立体制御した三元共重合体を初めて実現 ●従来の触媒では合成困難な新しい高分子材料の開発に期待 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、高分子材料を構成する基本単位物質(モノマー)であるスチレンとイソプレン、ブタジエンそれぞれに対して、高い選択性を示す2種類の希土類(※1)重合触媒とチェーンシャトリング(※2)試剤を組み合わせ、全...
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理化学研究所、背骨を持たない脊椎動物「ヌタウナギ」に背骨の痕跡を発見
背骨を持たない脊椎動物「ヌタウナギ」に背骨の痕跡を発見 −脊椎骨の形成メカニズムの進化について新しい仮説を提唱− 本研究成果のポイント ○複数の異なる発生段階のヌタウナギ胚を用いて遺伝子レベルで初解析 ○ヌタウナギ類の背骨を作り出す発生学的仕組みは基本的にヒトと同じ ○背骨の進化過程に関して、動物学の教科書を覆す新しい仮説を提唱 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、「背骨を持たない脊椎動物」として動物学の教科書の中で紹介されてきたヌタウナギ類から背骨の痕跡を発見し、これまで語られてきた「背骨の進化過程」を覆す新しい仮説を導き出しました。これは理研発生・再生科学総...
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理研ビタミン、「リケンのノンオイル くせになるうま塩」など春の新商品6品など発売
<リケン新商品のご案内> ※リケン2011年春新商品及びリニューアル商品一覧は、添付の関連資料を参照 この度、理研ビタミン株式会社(東京都千代田区、社長:堺 美保 資本金:25億3,700万円)は、2011年2月14日(月)より全国のスーパーマーケット、コンビニエンスストア、百貨店、その他食料品店にて、新商品6品(『ドレッシングタイプ調味料』1品、『乾燥スープ』2品、『海藻ミックス』1品、『和風だしの素』1品、『中華合わせ調味料』1品)、リニューアル商品6品(『ドレッシングタイプ調味料』2品、『乾燥スープ』2品、『海草サラダ』2品)を発売致します。商品の概要は以下の通りで...
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理化学研究所、がんの死細胞を食べてがん免疫を活性化する新マクロファージを発見
がんの死細胞を食べ、がん免疫を活性化する新マクロファージを発見 −効率的にがん免疫を誘導する新しい免疫治療への応用に期待− ◇ポイント◇ ・新マクロファージは、がんの死細胞を効率よく取り込む ・食べたがん細胞の情報をキラー細胞(細胞傷害性T細胞)に伝え免疫機能を発揮 ・新マクロファージの効率的な活性化が、がん免疫の治療に道 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、がんの死細胞を貪食し、がん免疫を活性化する新しいマクロファージを発見しました。これは、理研免疫・アレルギー科学総合研究センター(谷口克センター長)自然免疫研究チームの田中正人チームリーダー、浅野謙一研究員ら...
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理化学研究所、外国語に母音を挿入して聞く「日本語耳」は生後14カ月から獲得することを発見
外国語に母音を挿入して聞く「日本語耳」は生後14カ月から獲得 −日本人乳幼児とフランス人乳幼児の子音連続の知覚は発達で変わる− ◇ポイント◇ ●生後14カ月でフランス人乳幼児は外国語の子音連続を弁別、日本人乳幼児は不可能に ●「日本語耳」は、語彙や文字を学ぶよりずっと早くから発達 ●今後開始される小学校の英語教育への知見にも 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、日本人は生後14カ月までに「abna」のような子音の連続が含まれる単語と「abuna」のような子音連続が含まれない単語の音を区別して聞き取れなくなっていることを発見しました。これは、理研脳科学総合研究センター(...