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沖縄科学技術大学院大学
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環境細菌から進化する共生細菌 −日本列島の野外昆虫集団でとらえた共生進化過程− ■ポイント ・日本本土と南西諸島の害虫チャバネアオカメムシ集団では腸内共生細菌が異なることを発見 ・南西諸島には培養可能な共生細菌や潜在的に共生能力をもつ環境細菌が存在 ・共生の起源と進化の理解や、害虫の環境適応機構の理解とその制御への貢献の可能性 ■概要 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)生物プロセス研究部門【研究部門長 田村 具博】 深津 武馬 首席研究員(兼)生物共生進化機構研究グループ 研究グループ長、細川 貴弘 元産総研特別研究員(現 九...
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神経細胞の形態の複雑さを決める新しい因子を発見 −樹状突起の形成を抑制する因子とそのメカニズムを同定− <要旨> 理化学研究所(理研)脳科学総合研究センター神経形態遺伝学研究チームのエイドリアン・ムーア チームリーダー、カグリ・ヤルギン研究員(研究当時)らの国際共同研究グループ(※)は、ショウジョウバエを使い、神経細胞の形態の複雑さを決定する新しい因子「セントロソーミン(Cnn)」とその動作機構を発見しました。 脳や末梢の神経細胞は、樹状突起[1]と呼ばれる枝分かれした細長い突起を伸ばし、周囲の神経細胞とのネットワークを形成しています。樹状突起の分岐の複雑さは神経細胞のタイプに...
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奈良先端大とCTC、ビッグデータを効率的に処理する情報基盤・計算機環境を強化
ビッグデータを効率的に処理する情報基盤・計算機環境を強化 全学の統合システムでインテリジェント・キャンパス実現 〜遠隔地とのデータバックアップ、被災時のネット環境確保も考慮〜 奈良先端科学技術大学院大学(奈良県生駒市、学長:小笠原 直毅、以下:奈良先端大)は、平成25年度に情報基盤・計算機環境を強化し、災害時の事業継続も考えたシステム構築のための調達を行い、平成26年度から逐次、新たなシステムの本格運用を始めています。 新たに導入したシステムは次の4つです。 1.全学情報環境システム 2.高度統合情報基盤ネットワークシステム 3.遠隔拠点間データバックアップシステム 4....
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理化学研究所、沖縄科学技術大学院大学とヒューマン・ブレイン・プロジェクトに参加
日本の研究機関がヒューマン・ブレイン・プロジェクトに参画 この度、沖縄科学技術大学院大学(ジョナサン・ドーファン学長、以下OIST)と独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長、以下理研)が、欧州委員会により選定された未来および発展期にある技術(FET)プログラムの2大プロジェクトのひとつであるヒューマン・ブレイン・プロジェクト(HBP)に参加することが決定いたしました。本プロジェクトには、国際分野で活躍する科学者らが集結し、「人間の脳の働きを解明」するといった現代の科学において最も重要な課題に取り組みます。 欧州及び各国の80を超える研究機関が共同で進めるヒューマン・ブレイン・プロジ...