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有機トランジスタ
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東大など、印刷で作れる電子タグで温度センシングとデジタル信号の伝送に成功
世界初、印刷で作れる電子タグで温度センシングとデジタル信号の伝送に成功 ―従来比10倍以上の高性能、1/10以下の低コスト化を実現― NEDOプロジェクトにおいて東京大学、大阪府立産業技術総合研究所等のグループは、印刷で製造可能な有機温度センサと高性能有機半導体デジタル回路を開発し、電子タグとして温度センシングと商用周波数での温度データ伝送に世界で初めて成功しました。デジタル回路を用いる低消費電力の設計と室温近くの大気中での半導体製造工程により、省エネルギーを実現します。 従来の塗布型有機半導体よりも、10倍以上高い性能で、1/10以下の低コスト化が可能な印刷法で形成でき、軽く...
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山大と宇部興産、印刷集積回路に応用できる実用レベルのN型有機半導体を開発
印刷集積回路に応用できる 実用レベルのN型有機半導体開発に世界で初めて成功 軽量で使い捨て可能な有機集積回路の実用化に大きく貢献 山形大学有機エレクトロニクス研究センターの時任静士卓越研究教授のグループと、宇部興産株式会社( 社長:竹下道夫)は共同で、有機溶媒に溶ける新しいN 型有機半導体材料( 注1 )を開発。電子移動度( 注2 ) が3 c m 2 / V s を超え、かつ空気中で安定という高性能なN 型有機トランジスタを印刷法で作製することに世界で初めて成功いたしました。この技術は、現在主流であるシリコンなどの無機材料で製造するよりも、低価格で軽量、さらに柔らかさを備えた集積回路( I C ) を製造可能...
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東工大など、ピコ秒レベルで変化する有機結晶の構造の撮影に成功
ピコ秒レベルで変化する有機結晶の構造の撮影に成功 ―超短レーザーを使った小型電子線回折装置の開発で― 【ポイント】 ・生命体などの有機分子がピコ秒(1兆分の1)で起こす構造変化を直接観測する手段がなかった。 ・「超短パルスレーザー」と「高輝度超短パルス電子線」を組み合わせた分子動画技術で有機光電子材料の超高速な結晶構造変化を直接観測した。 ・人工光合成反応の観察や、有機太陽電池の設計などの新材料作り、たんぱく質の機能解析にも新たな道を開く。 JST 課題達成型基礎研究の一環として、東京工業大学 大学院理工学研究科の恩田 健 流動研究員と同研究科の腰原 伸也 教授は、有機光エレ...
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高速・高信頼性を両立し、性能のばらつきを抑えたCNTトランジスタを開発 <プラスチック基板に印刷したCNTトランジスタ/印刷CNTトランジスタ(拡大写真)> ※画像は、添付の関連資料を参照 NECはこのたび、低価格で大面積な回路を製造できる「インクジェット印刷法によるカーボンナノチューブ(CNT)トランジスタ」において、高速駆動と信頼性の向上を両立しながら、トランジスタ個々の特性を安定した素子を開発しました。 印刷トランジスタの作成において、このたびのインクジェット印刷法は、従来のディスペンサ印刷法と比べて、より微細な回路を作成可能です。しかし、インクジェット印刷法に適...